「ぶすの気持ち分からんじゃろ?」





中学生のころ
同級生に言われた一言ですもやもや





今思い出しても衝撃的な一言。。





「わかるっちゅうねん!」






心の中で叫んでたなあ。





子どもの頃から自信がない子で
目立つ妹に対して
一歩引いた姉ちゃんでしたょ。




大体よくあるのが
兄ちゃん姉ちゃんがよくできて。。
ってパターンなんだけど
うちは逆だったなあ。





二十歳になったとき
妹に連れて行かれた美容室。
(その後、20年以上お世話になる美容室になるとはね。。)





美容師さんに
「姉ちゃんを何とかして!」って言った妹。




変わりたいくせに、冒険するのは怖い。。
そのくせに妹を羨ましいとか
“私なんて…”って思ったり。。





なんなんじゃ!と言いたくなるよねぇ。




心のあり方が
本当に「ぶす」だったのです。。





お正月
妹と子どもの頃の話をしました。




私は妹がすごいと思ったけど
妹は姉ちゃんには敵わないと
思ってたみたいです。





何でもできる姉ちゃんには
なれんと思ったから
自分の好きなことをやってきたって。




。。。





そんな風に思ってたんだなあ。
姉ちゃんのようにはなれんと
ひねくれるんじゃなくて
自分を自由に方向転換できた妹。





すごいなあ。






おブス。。
そろそろ卒業しよっかな。。





妹が私の洋服たちを見て一言。



「姉ちゃん、洋服は一通りそろったろ?
これからは一目惚れしたものを選ぶようにしんちゃい口笛」だって。




「持っている服に合うかな?」って考える姉ちゃん。



「(一目惚れした)これを何に合わせよう?」って考える妹。




我が妹、いいこと言うなあ。





そんな風に思えた私
「ぶす」から「ちょっとぶす」に格上げ。