12月21日14:56、我が家のロクちゃんが天に召されました。

その日は僕が久しぶりに稽古が休みで、ロクは朝からご飯をモリモリ食べてたし調子も良さそうだったのでお昼過ぎにカートに乗せて家族皆んなで駅まで散歩に行き、駅前のカフェのテラス席に座り、その時も嬉しそうにおやつを頬張りいつもと変わりなかったのに、家に帰ってきてマンションに着いた途端にエレベーターの中で少しグッタリしていて「あれ、ロクの様子おかしくない?」と異変に気づき、そのまま僕が抱きかかえて部屋に入りました。

瞬間的に最期の時がきたとわかり、意識が朦朧としている様子のロクに何度も何度も「ロク大丈夫だよ、ずっと一緒だからね!大好きだからね、ロクありがとう、ありがとう、ロク、ロク…」と声を掛け続けていたら、さほど苦しむ様子もなくロクは静かに穏やかに僕の腕の中で息を引き取りました。





2017年の6月6日に保護団体ミグノンプランから推定9歳の雄のミニチュアダックスを引き取り、正式に我が家の家族となったロクちゃん。
寂しがりやで食いしん坊で人懐っこく、来たその日からすぐに甘えてきて本当に優しい子でした。

今年の春頃から血便が出始めて、検査の時に偶然みつかった脾臓の腫瘍を6月に全摘出しました。調べた結果陽性反応が出てしまい、しかも血管肉腫という血液の癌でした。
このガンは転移の可能性が極めて高く、もしも転移があった場合は平均で2〜3ヶ月の命だとか…

とにかく転移が無いようにと祈り、身体によいものも色々試しましたが、やはり血管肉腫には勝てませんでした。
転移が発覚し最後は肝臓に4cmの腫瘍が2つもみつかり、とても進行が早く仮に手術をしたとしてもそのまま命を落とすリスクも高いし治る可能性は低いと…
それならいつも通りにロクが幸せで落ち着いて過ごせる我が家でその日を迎えようと…
せめてクリスマス、そして家族4人で年を越そうと決断しました。
でもまだ心のどこかで奇跡が起こるんじゃないかと信じてました…

でもロクは本当によくがんばった!!
本当は相当苦しかったろうに、毎日玄関で僕の帰りを待っていたらしいです。
そして僕の稽古が休みの日まで待って、最後は家族皆んなが家にいる日を自ら選んで安らかに穏やかに天に昇っていきました。

僕も家族も本当は辛くて悲しみに打ちひしがれてしまいそうですが、何もわかっていない息子の笑顔になんとか救われています。

2年半という短い時間だったけど、ロクが僕たち家族に残してくれたものは、とてつもなく大きく温かいものでした。

僕のファンの皆様にもSNSを通してロクをたくさん可愛がってくださり本当にありがとうございました!

ロクはクリスマスの日に家族に見守られながら無事に虹の橋を渡っていきました!




ロク、うちに来てくれて本当にありがとう!
幸せをいっぱい、ありがとう。
とびきりの笑顔をいっぱい、ありがとう。


これからはずっと一緒だよ!!