昨日は休演日だったので前から気になっていた渡辺謙さん主演の「許されざる者」を公開初日に観てきました。

僕の故郷北海道が舞台となり、大好きな大尊敬する渡辺謙さん、佐藤浩市さんが出演していて、お二人の迫真の演技に完全に心奪われました。

この二人の凄まじい対決!
僕にはなぜかバルジャンとジャベールに見えてしまい色々と考えさせられ、とても勉強になりました。

罪を背負ってもなお生きていく渡辺謙さん演じる十兵衛の姿に強く胸を打たれました!

またアイヌ民族への虐待、差別問題も取り上げられていました。
僕が住む旭川には今もアイヌの方が一緒に暮らしています。
僕が物心ついた頃には「アイヌには近寄るな!」と教えられ何も考えずにそれに従っていました。
僕に限らず、全ての人がそうだったと思います。

僕の近所にもアイヌの兄弟が住んでいました。いつも二人きりで遊んでいました。彼らが僕たちに向ける鋭い眼差しを今でもハッキリと覚えています。

でも大人になり北海道開拓の歴史を知り事実を知った今、なんて愚かな事をしたんだろうと反省しています。

だからと言って僕にできることなんか何もありませんが、最近では映画や舞台でもアイヌの問題が取りあげられる事が多くなりました。かつて日本人が先住民であったアイヌの民を力でねじ伏せ侵略した歴史を少しでも知って欲しいと思いブログに書いてみました。

もしも興味がありましたら、ぜひ映画観てみてください。



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