下図は端を食い破られて香損した代償に、
△２四桂～△２八歩と私が喰らいついた所です。
下手の方の序盤の指し回しが上手く、この辺りではかなり苦戦を
意識していました。ところが・・・
上図から▲１七桂とかわしたため、△3六銀～△3七歩（上図）で
喰いつけてしまいました。ここでは銀を見捨てて▲５九玉とかわすのが
最後のチャンスですが、その手を指せる人はそもそも平手でも
私といい勝負できそうです（笑）
実戦は３筋から精算となりましたが、△４五桂で勝負アリ。
以下▲２七玉には△３六銀～３七桂成、
▲３八玉には△３七銀～△２九歩成です。
戻って一番上の図では▲同玉が有力でした。以下△３六桂
▲３九玉△２八歩（下図）が怖いですが・・・
ここから▲３七桂と銀に当て返せば、歩だけでは継続の攻めが
なく、下手側からは▲８三成桂が厳しいため優勢でした。
対戦相手の方から「受け」が苦手だ、というお話を頂きました。
正直、プロでもアマでも受けが得意な人は限られており
敗着の多くは受けの失敗だと思います。
皆さんも「受け」に気を付けて、
受け間違いで負けた場合はスクショなどを取って
後日また復習すると力がついてくると思います。