仕掛けをもろに食らって大苦戦。下図では負けを意識。
▲７七銀と持ち駒の銀を投入して粘りの体制。
下図からは△５七銀と打ち込んでこられたら困っていました。
本譜は盛り返してようやく一息ついて下図。ところが
ここから凄い手をくらい再び窮地に・・
上図から▲５五銀が凄い手。△同飛だと▲６四角で強引に
王手飛車をかけて良し。さすがに読んでおらず、
パニックに陥りました。△６一飛とすれば大丈夫でしたが・・・
本譜は△４五歩と桂を取りましたが寝ぼけてました。
▲６四角（下図）がスマッシュヒット。
実戦は何とか我慢しますが、下図で▲５四銀なら
大優勢だった模様。飛車取りが受かりません。
実戦は▲６六銀だったので喜んで△同飛～△５六角で逆転模様。
ただ、そこから私にも一失があり迎えた下図。私が△６二銀と
打ったところ。ここで▲２一竜だったので△５四角の両取炸裂。
上図では▲５二竜なら難解。
最終盤。△５八歩と私が叩いたところですが、ここでは
と金上等！と▲６八金右なら先手ペース。私もうっかりでした。
本譜は下図から△８七と~△９九香成が決め手で勝利。
薄氷を生むような戦いでした。
ありがとうございました！