いつも私の動画、ブログ、ツイッターをご覧頂いている方々、本当にありがとうございます。

 さて、この度はあまりよくない話題でネット界隈をお騒がせしまい申し訳ありません。

 ずっと私の将棋を視聴してくれている方の中で私の指し手に違和感を感じる人はほぼ居ないと思うので「なぜアユムにソフト疑惑が?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 きっかけになったのはツイッターに私が3年ほど前に指したとある負け将棋が「アユムのソフト指しの証拠」などというツイートと共にアップされたことでした。内容は「アユムがソフトがハマるような手にハマって負けた」「時間の使い方が変」というものです。これに対しては「高段者がこんな手を指す筈がない」等と共感が広がりました。強い人たちがこのツイートに一定の共感を示したのは無理もないことだと思います。
 ただ「初段になる方法」などの動画で述べた通り、この対局が行われた2016年11月当時は実に10年近く振りの指し将棋復帰ということでだいぶブランクがありました。おまけに「3分切れ負け」という超早指しは完全な未体験ゾーンでした。そこに「実況しながら指す」という要素が加わってしまい、初期はパニック状態でした。なので、最初はまず「実況&3切れに慣れる」という事を目標に、勝敗を度外視したような事ばかりやっていました。3切れなの普通の将棋のような時間の使い方で指したり、色々と実験をしながら指していました。この頃の対局相手には大変失礼なことをしてしまったと反省しております。
 将棋の内容も実況もとても残念なもので、初期は全く登録者が伸びず、早い段階で投げ出しました。勢いで課金しましたが全然指さず勿体なかったので、久々に会った無課金の将棋友達に「勿体ないから使ってていいよ」とアカウントを貸していたこともある位です。(※ただ、この人は決してソフト指しをするような人ではありませんし、冒頭の問題となる将棋を指したのは紛れもなく私です。また、今はアカウントの貸し借りなどは一切やっておりません。)
 まさかこんなに有名になれると思っておらず、この辺は完全に油断していました。今更過去の履歴を調べられて非難されるということを想定していませんでした。私の不徳の致すところです。

 本格的に将棋の勉強を再開し、ある程度最新の将棋にもついていけるようになり、実況のクオリティもある程度の水準に達したところから漸く再生数や登録者が伸びるようになってきました。「元奨励会員」という看板を掲げて指しているだけの時は伸びなかったのに、視聴者様は本当に目が肥えているなと感じました。 

 藤井7段のブームに助けられたことも非常に大きいですが、それでも「登録者六万人」というのは私の誇りです。仮にソフト指し等をやっていたとしたら、すぐに見限られたり叩かれたりして決して達成できなかった数字だと思います。重ねて申し上げますが、私は決してソフト指しなどはやっておりません。
 暫くは謂れなき誹謗中傷等もあると思いますが、これまで通り将棋実況を続けていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。