30代からの将棋日記 -68ページ目

7・8月の勉強法 中間報告

・高速棋譜並べ
 7月は谷川vs羽生100番勝負の棋譜を、2度並べました。1日5~10局ペースです。
 最初は一局並べるのに10分程度かかっていたのですが、最近は4~6分程度で並べる事ができています。
 持ち駒足りなかったり移動できる角が無かったりなども、最初の方は頻発でしたが大分減りました。


 谷川vs羽生の戦形は、矢倉・横歩取・角換わりが7割ほどを占めており、これらは比較的スムーズに並べる事ができるのですが、掲載数の少ない振り飛車対抗形の将棋になると、断然並べるスピードが落ちます。
 対抗形の感覚は、対抗形の棋譜を並べなければと思うので、将棋年間到着後は振り飛車対抗形の将棋も並べていきたいと思います。


 棋譜並べの成果として、第一感の手が見えるようになってきた気がします。
 まぁ、気のせいかもしれませんが・・・
 8月も引き続き地道に行います。


・詰将棋
 原田先生の詰将棋本、200問を一通り解き終わり、2週目も半分ほどまで来ました。
 平行してやる為にもう一冊、原田先生の詰将棋の本を購入しており、こちらも半分ほどまで解き進めております。
 解くのに苦労した問題は印を付けているのですが、2回目でも苦労するのは同じ問題・・・
 しかも、こんなに詰将棋をやっているのに、昨日のネット対局では簡単な詰みを何度も逃がしてます。

 成果が出るのはまだ先のようです。

第46期 王位戦 第3局 羽生が制す!

王位戦戦の第3局二日目。

《ネット中継》中日新聞


《棋譜再現はこちら》

本日のお昼休みに見た中継では、佐藤棋聖が8筋の歩をのばしていったところでした。

その時点では、どちらもまだ難しい局面。


今日は仕事中に中継を覗き見する暇も無かったので、帰宅後に急いで中継を見ると・・・

もう終わってました。。。


棋譜を並べてみると、図の局面ではまだ佐藤棋聖が残しているような気がしましたが・・・



ここで冷静な△6九銀が、自玉に早い寄せが無いのを読みきった決め手でした。

最後は即詰みに討ち取って、羽生が一勝を返して1勝2敗に。

フルセットまでもつれる事を期待します。



【投了図】


投了図の手前、▲3七歩で銀合いならば、もうちょっと手数がかかったと思うのですが・・・

佐藤棋聖は、すでに諦めてたんでしょうか?

第46期 王位戦 第3局 一日目

王位戦戦の第3局が開幕しました。

《ネット中継》中日新聞


昼食休憩の盤面を見ますと、戦形は相掛かり。

私は道場でこの戦形にすると、先手を持っても後手を持っても負けてしまいます。


佐藤棋聖は、この3局目を制すれば二冠が見えてくる大事な一局。
逆に羽生四冠にとっては、この後に控える王座戦の事も考えると、3連敗は避けたいところ。
前局のようなあっさりとした投了ではなく、大熱戦を期待しています。


夜に追記:


図の局面で封じ手となりました。

なんだか、いつも羽生四冠が封じてるような気がするのは、気のせいですかね?

気がするだけで、調べてみる気も無いのですが・・・


図は▲4七銀と引いたところ。

佐藤棋聖の棋風を考えると、手損をしたからには何らかの反撃を意図してるはず。

悲しいかな、私の棋力では看破できません。(/_<。)

しかし、封じ手予想は、ずばり△7六銀でしょう!

それしかありません。

8七の地点を守るために、8八銀では先手つまらないように思えるのですが・・・

一回戦 第18局('05年7月31日)

川上 猛 五段 VS 清水 市代 女流三冠
解説者:鈴木 大介 八段




《棋譜再現はこちら》




今年の女流棋界からの代表が、満を持してついに登場。
川上五段の四間飛車に対し、清水女流三冠の作戦は天守閣美濃。

解説の鈴木八段によると、清水さんは最近この囲いを多用しているそうです。
天守閣美濃を見た川上五段は、なんと飛車を1筋に転回!





この飛車回りは成立しているのか?どうか?

はらはらしていたのですが、期待も空しく四間に振り直し、以下普通に駒組みが続きます。

そして、図は川上五段が仕掛けたところ。





この図の仕掛け以降は、川上五段の攻めが決まり、見るべきところも無く終局。
形作りもできず、清水女流三冠にとっての残念譜となってしまいました。

特に後手に悪手があったようにも見えず、自然に負けたような印象です。

強いて言うならば、駒組みに手数を掛けすぎたのでしょうか?

こういう風に、自然と勝てるのが理想的ですね。


一回戦も全て消化し、次週から2回戦。

組み合わせはいきなり地味。
丸山九段の将棋は、ちょっと見ててつらい将棋ですね。


来週はJT杯大阪会場へ羽生-森下戦を観戦しに行くので、NHK杯はビデオでの観戦となります。


次週8月7日放送 10:25~

丸山忠久 九段 vs 石川陽生 六段
解説 深浦康市 八段

7月のネット将棋

7月からは、ぼちぼちと将棋倶楽部24で対局するようにしています。

ネット対局は今年の2月以来。

仕事が早く終わったときは、一局指そうかと考えています。

じゃないと、ブログの上に書いてある、「日々成長」がいまいちわかんないですもんね。


7月の対局は、12戦して10勝2敗。

10級⇒9級となりました。

手応えとして、7級ぐらいまでは数をこなせば昇級できそうな気がします。


久々にネット将棋をした感想として、やはり15分では持ち時間少ないですね。

直観力の勝負になりがちですが、それでは晩学派の私は不利・・・

めげずに頑張りたいと思います。


このぐらいのクラスになると、横歩取りを受ける人が多いのに驚きました。

ちょっと横歩取り楽しいです。ジェット・コースターのようなスリルが。


 対四間飛車:6戦 4勝2敗

 対中飛車 :2戦 2勝0敗

 矢倉   :1戦 1勝0敗

 横歩取り :3戦 3勝0敗