肝疾患の認定 | 障害年金の請求は、私たちにおまかせください!

障害年金の請求は、私たちにおまかせください!

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涼しくなってきました。これから秋本番ですね。今年はどこか紅葉を見に行きたいなと思っています。今回は内田史郎が担当します。

 

肝疾患による障害の認定の対象は、慢性かつびまん性の肝疾患の結果生じた肝硬変症及びそれに付随する病態(食道・胃などの静脈瘤、突発性細菌性腹膜炎、肝がんを含みます。)です。肝硬変では、一般に肝は委縮し肝全体が高度の繊維化のため硬化してきます。肝硬変で最も多いものは、B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスによるウイルス性肝硬変であり、その他自己免疫性肝炎や非アルコール性脂肪肝炎による肝硬変、アルコール性肝硬変、胆汁うっ滞型肝硬変、代謝性肝硬変などがあります。

肝硬変の主要症状としては、易疲労感、全身倦怠感、腹部膨満感、発熱、食欲不振、悪心、嘔吐、皮膚そう痒感、吐血、下血、有痛性筋痙攣等の自覚症状、肝委縮、脾腫大、浮腫、腹水、黄疸、腹壁静脈怒張、食道・胃静脈瘤、出血傾向等の他覚所見があります。

検査としては、血球算定検査、血液生化学検査が行われます。また、肝炎ウイルス検査、血液疑固系検査、免疫学的検査、超音波検査、CT・MRI検査、腹腔鏡検査等が行われます。