10/27江古田バディ『合縁奇縁 vol.2』風景②

・船岡辰哉ユニット〈船岡辰哉(Vo./Gt.)/岩原一敬(Gt.)〉
オイラは、船岡さんの歌が本当に大好き!
ブルージィなんだけれども、ド・ブルースではなく、静かでありながら迫力があり、ジワっと身体に染み込んでくるような、その感覚がたまりません!
そして、その船岡さんの唄を邪魔をしないように、だけどちゃんと自己主張をしている岩原さんのギターもとても心地がよい‼︎

魅酒健太郎さんから船岡さんを紹介してもらって、一目惚れ、いやひと耳惚れ♪
以来、不定期だが1〜3ヶ月に一度くらいのペースでライブを開催してもらっている。
次回のライブは、11/23(金・祝)の開催。
ちょいと大人な夜をどうぞ!


・魅酒健太郎
この人も不思議な魅力にあふれた人のひとりだ。
オイラはよく「酒を呑むとめんどくさい人の」って、よく健ちゃんのことを茶化しちゃうんだけど、なんだろう、歳も近いこともあるんだけど、なんか本音で話せちゃうのが、この人。
熱い男でもある。

彼はオリジナルも魅力的なのはもちろんだが、懐かしの洋楽を彼なりの訳詞で唄うことも多い。
これがまたいいのだ。
一度自分の身体の中に入れ、彼なりの解釈をしてから、新たに送り出す。
そのため、最初聴いていると、原曲がわからないこともあったりする。
日本の名曲でも同じことで、彼が唄うと、魅酒健太郎の歌にきちんとなっている。
そこが、彼の魅力のひとつであると思う。

彼のライブも数多く、ソロでやったり、さまざまなミュージシャンとのコラボライブをやってくれている。
そして、彼が一緒に演るミュージシャンたちは素晴らしい方々が多く、先ほどの船岡辰哉さんも彼の紹介だ。
そして、最近では、尾崎豊さんが“兄貴”と呼んでいたギタリスト・江口正祥さんとのユニットが好評でもある。
次回のライブは、12/8(土)で、詳細はまだ未定。
ひょっとしたら、急遽11月のライブもあるかもしれない。
是非“魅酒健太郎節”を味わってみてください!


・KING-2p〈佐野篤(Vo./Gt./etc)/津田悠佑(Ba./Per.)〉
佐野さんとの出会いは、レコードエンジニアの中尾ちゃんが「今レコーディングしている人なんだけど、ぜひくんちゃんに紹介したい!」と、音源を聴かせてくれたのがきっかけ。
聴いていると、映像が頭の中に浮かんできた。
その衝撃に、思わず「ぜひ紹介して!」と言っていた(笑)。

今年に入って、ライブが実現したのだが、これまた衝撃だった。
柔らかい物腰、口調の佐野さんだが、いざ演奏が始まると、熱く力強い。
そして、聴いているうちにいつの間にか自然と身体がリズムをとっている。
佐野さんの音楽は、国境のない民族音楽とも言っても過言ではないと思う。
あっという間に佐野さんの世界に引き込まれてしまった。

そして、津田君の演奏にも目を見張った。
これまた優しい顔と物静かな風貌なのだが、音楽が好きで学ぶためにアフリカにまで行っちゃうという情熱家。
その演奏技術は高く、今年のフジロックにも参戦している。

“静”の中に、熱い“動”を秘めたお二人の演奏は、すでにくんちゃんにはなくてはならないライブとなっている。
次回のライブは、11/16(金)。
この世界を体感してみてはいかが?


・弱つよむ
今回のイベントでは、唯一の色物枠?のコミックソングライターの弱つよむさん。
オイラの大好きな人のひとり。
さすがでしたね、ステージに上がるとあっという間にモノの見事に弱つよむワールドに染めちゃいました!
会場は、まさに笑いの渦に(笑)。
ここまでウケると、なんかオイラまでメチャクチャ嬉しくなっちゃいました\(^o^)/

限られた時間なので、弱さんのトークは抑えめでしたけど、くんちゃんライブでは思いっきり味わっちゃってください!
次回の弱つよむソロライブ『心を込めたへんなうた vol.5』は、会場で「3人以上来たら、やりま〜す」とお客さんに問いかけた結果、12/1(土)に即決‼︎
笑って、笑って、存分に楽しんじゃってください(^_−)−☆


・HonmaRinIori〈本間敏之(Gt./Key)/Rin(Vo.)/IORI(Vo./Gt.)〉
ちょいと強面の風貌ながら、優しい声で温かな歌を唄う“アコギしか持たないロックンローラー”IORIさんと、幅広い音楽シーンで活躍するギター&キーボードの本間敏之さん、そして本間さんがプロデュースするRinちゃんとのユニット。

くんちゃんライブでは珍しい(そもそも女性アーティストが少ないかも)チャイナドレス姿のRinちゃんに、おじさま方は目を輝かせていました(笑)。
そして、Rinちゃんの歌声と、ブルースハープの腕前にも驚いてましたね。
本間さんが以前在籍してた“漢字三文字(笑)”のバンド(虎舞竜)の名曲も披露してくれて、会場は大盛り上がり\(^o^)/

元々は、IORIさんのソロライブという形でうちではスタートしたのですが、さまざまなミュージシャンの方々がこれに加わり、今ではHonmaRinIoriのユニットでのライブが増えてきています。
基本的に、奇数月の第1土曜日がIORIさん枠で、時にはソロで、時にはIO☆RinRin♫♫で、そしてHonmaRinIoriで演奏しています。
次回は、今週末11/3(土)に、このメンバーHonmaRinIoriでお贈りしますので、乞うご期待‼︎


・菅原広巳
オイラは、正直ブルースには詳しくない。
けど、菅原さんのブルースを始めて聴いた時には、本当に驚いた。
1980年代〜90年代前半の古いブルースを掘り起こし、演奏していたからだ。
あんまり詳しくないオイラでも、ミシシッピ・ジョン・ハートみたいって思っちゃったくらい(笑)。
おそらく、まだジャンル分けなんかされてない時代のカントリープルースの原型みたいなものなんだろう。
独特のフィンガーピッキングと、語るように唄う姿は、ある種の衝撃をオイラに与えてくれた。

そして、訳詞も菅原さん流にしてあり、こらがまた素晴らしい!
今、このようなスタイルを貫いてある人はどれくらいいるのだろう?
是非みなさんにも聴いていただきたいミュージシャンのひとりである。

菅原さんは、垂水秀人くんと一緒に3ヶ月に一度くらいのペースでオイラの店でも演奏してくれている。
次回は、来年の1/18(金)の開催。
菅原広巳のカントリーブルースの世界をじっくりとお楽しみください!