始めに昨日のブログで大食いタレント、ギャル曽根さんががんになりにくいのではないかとの記述はあきらかに私の認識不足であり、
根拠のないものでありました。
謹んで訂正します。
訂正の理由は医師との会話の中に隠れています。
2020年1月13日(水曜日)
市立病院 診察室
5日前におこなわれた診察室でのやりとりに時間を使いすぎたため、延長戦が今から始まる。
主治医の診察日は毎週金曜日と決まっているので、私のために時間を割いてくれたことになる。
再延長を避けるため事前に質問事項を以下の4つにまとめておいた。
1)温熱療法について
2)セカンドオピニオンについて
3)市立病院の方針の確認
4)がんの行方について
20分以内が目標だ。
私「診察の日でもないのに申し訳ありません」
医「全然問題ありませんよ」
私「先週の話を整理してきたので順番に確認させてください」
医「わかりました」
私「まず、ハイパーサーミアの件ですが、再度自分なりに調べた結果、エビデンスがはっきりしないのと、治療に8週間もかかってしまうので今回はやめておきます」
医「わかりました」
私「次に、セカンドオピニオンの件ですが、これは受けてみたいと思います。」
医「わかりました」
私「ただ、その前にやはり化学療法をやろうと思うのですが?」
医「それがいいと思います」
私「やるならできるだけ早く」
いつもの看護師が化学療法室の空き状況をすぐに確認してくれた。
医「来週の水曜日なら大丈夫です」
私「ではお願いします」
私「抗がん剤の種類ですが、今までと同じアバスチンとゼローダでお願いしたいのですが・・・」
製薬会社の売上げに貢献するのは癪ではあるが、まずはがんを弱らせなければ。
医「私も同意見です」
私「効くでしょうか?」
医「元々、松竹さんとこの抗がん剤との相性は悪くありません」
私「最後の抗がん剤治療から半年経ちますが、その辺は?」
医「耐性が弱まっていることが十分考えられますので、むしろ期待できると思います」
私「では、よろしくお願いします」
化学療法の再開が決まった。
医「セカンドオピニオンの件ですが、紹介状は1日でご用意できますのでいつでも言ってください」
私「化学療法の途中でお願いすることになると思います」
医「心がけておきます」
ここから昨日の「おしっこ」の話に入った。
私「素朴な質問をしますこれが最後です」
医「なんでしょうか?」
私「抗がん剤や他の理由で死滅したがんはどこから出て行くのでしょう?」
間違って理解しているかも知れないのでその場合はお許し願いたい。
医「まず、がんに限らず細胞は膜のようなものに覆われています」
私「へぇ」
医「がんが死滅するときはその膜が破れ、中身の細胞が血液を通って出て行きます」
私「オシッコで出るんですよね?」
違うと言われたら一大事だ。
医「オシッ、いや尿からも出ます」
私「と言うことは?」
医「肝臓に吸収される場合もあります」
私「ウンコからは?」
医「ウンコからは出ません」
ウンコは言うんかい!
私「実は、昨日のブログでギャル曽根はいっぱい食べていっぱいウンコを出してるはずなのでがんにはならないと書いてしまいました」
医「大間違いです。 死滅したがん細胞が腸を通って出て行くことはありません」
私「急いで訂正しなくては・・・」
医「そうしてください」
私「で、たくさん飲んでたくさんオシッコを出すことは悪いことですか?」
医「そんなことはありません。
理にはかなっていますでもあまり無茶はしないでくださいね」
私「いやいや、オシッコで出るのを確認した以上、無茶しますよ」
医「・・・」
ここでジャスト20分。
私は医師と看護師さんに礼を言い、診察室を後にした。
散々抗がん剤の悪口を言ってきたが、即時性を求めるのであればやはり選択の余地はない。
もちろん、いつもの実験も工夫しながら継続する。
実験メニューに抗がん剤を追加するだけの話だ。
今日はアパホテルでハイパーサーミアの代わりに自己流温熱療法をおこなうことにする。
今日の実験結果です。
病院に行っていた時間帯の計測はおこなっていません。
体調に異常はありません。
オシッコは5回いきました。
続きは明日の午後7時に発信します。
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