とんでもなくお久しぶりにこちらのブログを更新してみます
推しである塩谷哲さん専用のブログ
を立ち上げてからは専らそちらを更新していました…と、言っても根っからのフデブショウなのでそちらも、、、ハイ、お察し下さい
で、久しぶりにこちらを更新したのは、タイトルにあるライブを観てきたからです、昨日。
ずーっと気になっていたギタリスト、井上銘さん。
何と!お友達の推し!!だったので。
お友達の推しの、そしてその中でもお友達が推してくれた?(ヤヤコシイw)昨日のライブへ行って来た訳です。
いやー、もうね!
誘ってくれてありがとうございます!!!
と、声を大にしてお礼が言いたい。そんなライブでした。
しかも視界がこんな
良席も良席…本当に感謝
まずはメンバーのご紹介
井上銘(g)
類家心平(tp)
渡辺翔太(p,key)
山本連(b)
福森康(ds)
※敬称略
“ミクスチャー・ジャズ”という私は初耳のジャンルでしたが、フュージョンとアンビエントに近い感じ…?なのかな?
(なのかな?とこのブログを読んでくれている人に問うのはどうかと思いますが、ご覧になった有識者のご意見伺えたら)
グルーヴは16ビートが主体でファンクに近いんだけど、ラテンのようなフライパン(井上さんがライブ当日に渡辺さんへフライパン渡されたそうですwそのフライパンをカウベルのように使われていましたそれが見事で)が加わったり、ハーモニーはジャズ的だったり、また時にはクラシカルなフルート(井上さんがシンセで弾かれて?吹かれて?ました)が重なったりと、まさに様々な音楽のミクスチャー。
このジャンルです!とひと言では表せないユニークな音楽でした。
そしてね、拍子が…!
変態で天才のそれでした
(めっちゃ褒めてる)
曲を通して4拍子だったのは1曲目の『In The Forest』くらいだったでしょうか?
『OIC』と『OIC2』は拍子が1小節毎に変わっていて、何じゃこりゃー!となりました(めっちゃ褒めてる)
例えばね。
5拍子→6拍子→5拍子→6拍子
を繰り返しているんですよ。
それだけでも、中々トリッキーなのに。
5拍子の分け方が2通りあって、それが交互に出て来るんですよ!!
5拍子(3+2)→6拍子(3+3)→5拍子(2+3)→6拍子(3+3)
な感じで。
複雑なんですよ。でもね、聴いているともうめっちゃ気持ち良いんです!!
(別の曲では上の5拍子が7拍子になっていたり、、、しましたね4+3と3+4が交互に出て来てました…天才なのかな)
音楽の波?渦?の中に心地良く漂う感じで。
コットンクラブ全体が音楽に包み込まれていました。
井上さんのギターはとても良い意味で主張しない。
もちろんソロはオーラをバシバシ放って、とってもカッコ良いんですけど。
控えめ、、、とも違って。
バンドの一員なんです。溶け込んでいるんです。これが調和という事かもしれない。これがアンサンブルという事かもしれない。。。と、感じました。
そして音がとてもキレイでした
渡辺さんはグランドピアノ含めて合計5台の鍵盤を弾かれていました。適材適所の音色を選択されていて、そのチョイスが全部素晴らしかったです。
生ピアノの音はとても優しくて軽やか。
細くて柔らかくて上質な糸みたいで、キラキラ輝いていました
類家さんのトランペット、音色のバリエーションの豊富さにまず驚愕。
ギターとユニゾンのパートも何箇所かありましたが、ユニゾンする事によってお互いにエフェクトかかっているみたいな音色になっているのが面白かったなぁ。
オブリガードがサラッとおしゃれで何度もハッとしました!
山本さんの誠実なベース!この上でならいくらでも遊べちゃうだろうなーと
そしてそれがめっちゃ楽しくて気持ち良いんだろうなぁと思いました。
どんなに拍子がコロコロ変わっても、全然乱れることなく。安定して聴けるのは、ベース含めたリズム隊が安定しているからですよね。
そして福森さんのドラム。いやー!カッコ良かった!
グルーヴが変わる時、直前のちょっとしたフィルでバッチリ伝わるのが凄い!のひと言でした。
タイトなリズム、そしてウワモノの遊び心を受け止めてくれる寛容な心✨✨
彼らの音楽を聴いているうちに、どんどん頭の中から余計な思考が消えていきました。
頭の中はどんどん空っぽになっていき、身軽になっていった気がします。
一種の瞑想状態なのかな?
音楽は考えないで、そこにあるものを、ただそのまま受け取れば良い。
一番大切だけど、すぐに忘れてしまう、とても大切なことを思い出しました。
何で思い出せるかというと、きっと彼等がそのままの音楽を何の恐れも不安もなく、
『ほら、どうぞ!これが僕たちの音楽だよ〜』
と気負いなく見せてくれるからなんじゃないかな
まるで子どもたちがお気に入りのおもちゃで遊ぶように楽器で遊んで、生まれて来た音楽を面白がって楽しんで…。
これこそが音楽だ、、、と感じました。
MCは極力短くして、詰め込めるだけたくさんの曲数を詰め込んでたくさん演奏して下さいました
1stセットを鑑賞しましたが、2ndセットと曲数変わらないのでは?と思います。
アンコールも一度はけた後すぐに出ていらっしゃって。(楽屋までは帰られていなかったです。)
そのお陰でたくさんの曲と出逢えました…ありがとうございました🙇♀️
また短いMCでしたが、井上さんのMCはほっこりユルユルで演奏とのギャップもあり、そこも含めて魅力的でした
本当に素敵な時間でした
機会があったらまた行きたい…というか機会を作ってまた行きます
彼らのライブ行った事無いよ!という方いましたら、本当にお勧めです!ぜひ一度行かれてみて下さい