【NAR3連穴モデル】Ver 1.0 | 男の勝負伝説

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【対象】
・軸に出来る穴馬を発見していて、大きく儲けを出したい。
・通常のフォーメーションだと取りこぼす可能性が高いのでそれを避けたい。
・ワイドだと安いので3連馬券を狙いたいが、低予算で組みたい。

【結論】穴馬が軸・最強モデル

【NAR3連穴モデル】 Ver1.0 ◎○▲△△△
3連複軸2頭×5★-◎-印3連複@300円


【検証】

1着の可能性がある穴馬を軸にするときはハンターチャンスだ。
特に5番人気以下の馬が穴馬としてピックアップできれば、
人気のほうにオッズが寄り勝ちなNARのレースでは効果を発揮する。
これを効率よくモノにするにはどういう馬券組みがよいか。

7番人気以下の馬は掲示板にも入らないだろうと
馬券購入者から思われてるといことだから
ここを軸にする場合、まさに「穴狙い」ということが言える。
4~6番人気の馬が軸の場合は中穴だろう。これも穴という括りにする。

【3連単か3連複か?】

まずは高配当が狙える3連単について考える。

頭数BOX流し
枠連
馬連
ワイド
馬単3連複3連単3連複3連単(マルチ)
軸1頭軸2頭軸1頭軸2頭
1頭---------------1---1(6)
2頭12------122(6)2(12)
3頭3616336(18)3(18)
4頭6124246412(36)4(24)
5頭1020106010520(60)5(30)
6頭15302012015630(90)6(36)
7頭21423521021742(126)7(42)
8頭28565633628856(168)8(48)
9頭36728450436972(216)9(54)
10頭4590120720451090(270)10(60)
11頭551101659905511110(330)11(66)
12頭6613222013206612132(396)12(72)
13頭7815628617167813156(468)13(78)
14頭9118236421849114182(546)14(84)
15頭105210455273010515210(630)15(90)
16頭120240560336012016240(720)16(96)
17頭1362726804080136---272(816)---
18頭1533068164896------------


穴から手広くといっても、
3連単1頭軸総流しすると天文学的な組合せになってしまうので
もう1頭軸を決めて3連単の軸2頭マルチのモデルを考察する。

予算が豊富にある場合はまた別枠で考察する。
ここでは低予算のモデルについて。

まず予算が1500円だとすると
軸1頭マルチも軸2頭マルチも相手は2頭までということになる。
3連単は「軸1頭相手2頭」か「軸2頭相手1頭」つまり「3頭ボックス」しかない。

これでは的中率が低いのは目に見えてるので「穴狙いは手広く」の原則に反する。
ここでは低予算のモデルを考えるのがテーマなので3連単は諦めて3連複のみに絞る。

【検証4パターン】

3連複で1500円を手広く配分するとなると、考えられるのは3パターン。
(便宜的に16頭立てだと仮定)

・3連複:1頭軸 ★-印6点-印6点 計15点
・3連複:2頭軸 ★-◎-総流し 計15点
・3連複:2頭軸 ★-◎-印 計5点×300円

ここで3連複に1点300円投じるなら3連単を併用しても良いのでは?ということが思い浮かぶ。
そこで3連複を5点@200円=1000円にして3連単に500円をつっこむとどうなるか?
できれば★=◎→印と1,2着を折り返したいが、折り返すと10点になり予算オーバー。
折り返しなしでも良いが、手広くという原則に反する。
そこで、「馬連」を使うと折り返しも兼ねて良いだろう。

・3連複:2頭軸 ★-◎-印×200円 + 馬連 ★-◎ 500円

【NAR3連穴モデル検証】 ◎○▲△△△
【A】3連複軸1頭★-印-印3連複@100円
【B】3連複軸2頭総流し★-◎-全3連複@100円
【C】3連複軸2頭相手5頭★-◎-印3連複@300円
【D】3連複軸2頭×5+馬連★-◎-印 ★-◎3連複@200円+馬連@500円


この4パターンを検証する。


まずトリガミの危険の大きい4番人気が★の場合はどうか。

■★=4番人気

日付レース1着2着3着【A】★印印【B】★◎全【C】★◎印【D】★◎印+馬連



3連複15点3連複15点3連複5点3連複5点+馬連
@100円@100円@300円@200円 @500円
100127川崎記念13478078023401560
100307名古屋大賞4123303309902860
100407東京スプリ1244604601380920
100414マリーンC41392092027606690
100505かしわ記念154540054001620010800
100616関東オーク14104063011000
100719マーキュリ154580058001740011600
101006東京盃14392092027606990
101011南部杯4111722202250
101103JBCクラ417583058301749016860
110503かきつばた1342590259077705180
110504兵庫チャン4512770277083105540
110713JDD14351051015303520
110718マーキュリ13468068020401360
110815クラスター14267067020107590
110816サマーチャ41345045013503550
111013エーデルワ17438203820114607640
111103JBCスプ1241200120036002400
111124浦和記念41250050015003000
111207クイーン賞14289089026705230
111223名古屋グラ1452220222066608240
111229東京大賞典1341080108032402160
120322名古屋大賞14243043012902260
120404マリーンC124320320960640
120704スパーキン4213903901170780
120711JDD14717140171405142040580
120716マーキュリ12470070021001400
120815サマーチャ14382082024604840
120926日本テレビ1341840184055203680
121105JBCスプ21487087026101740
121121浦和記念43196096028801920
130319黒船賞14236036010801520
回収61650174500184950186300
的中数30323032
トリガミ212175


「★-◎-印」「★-◎-印+馬連」300円以外はトリガミが多すぎて実用に堪えない。
「★-◎-全」が威力を発揮するのは2桁人気が入った時だが、3年でわずか2Rしかない。
こういう馬を拾いたいならば、読みで印に組み込んでカバーするのがいい。
この2R以外はわざわざ総流ししなくてもほぼカバーできている。

トリガミが少ない「★-◎-印」「★-◎-印+馬連」が優秀だろう。

■★=7番人気

日付レース1着2着3着【A】★印印【B】★◎全【C】★◎印【D】★◎印+馬連



3連複15点3連複15点3連複5点3連複5点+馬連
@100円@100円@300円@200円 @500円
100526さきたま杯12775075022501500
101103JBCクラ417583058301749011660
101123兵庫ジュニ12787087026101740
111010南部杯13736103610108307220
111013エーデルワ174382038201146022740
111110北海道2歳179105805250
120118TCK女王71222302230669017910
120418東京スプリ157637063701911012740
120711JDD14717140171405142034280
121219全日本2歳371712071202136014240
回収4774058320143220129280
的中数910910
トリガミ2200


目的は穴が軸の時の高配当狙いだから的中率は関係ない。
的中数を重視して予測すると「★-◎-全」が爆裂しそうだが、たいした払戻しにはなっていない。
相手を絞って金額を上乗せした「★-◎-印」のほうがはるかに儲かる。
北海道2歳のようなレースは取りこぼすが、
取りこぼしたところで10万馬券になっているわけでもなく
万馬券相当の払戻しは厚く張れば十分叶う。

それは相手に本線が入っている3連複だからだろう。人気サイドが入った3連複は爆裂しない。
爆裂するのは人気サイドが2、3着に入った場合の3連単のみだろう。


最後に馬連フォローがある【D】となしの【C】のどちらがよいか。
儲けにあまり差がなくトリガミも差がない。的中数も差がないとなると、
マークシート1枚で済む【C】のほうがシンプルで勝負しやすい。

よって「3連複★-◎-印」を最強モデルとする。