先日
「ニャー!」の
猫ひろし氏が
カンボジアのマラソン代表選手に
決定した
 SILK 100% 



YAHOO!ニュースによると

「まさか彼が選ばれるとは思わなかった。
カンボジア国民すべてとはいわないが、
大半がいい気持ちではない。
彼は現地に住んでいないし、
我々の文化を理解し ていない。
ただ、
オリンピック選手になりたいからという理由で
国籍を変更して、
1人の選手からその座を奪ってしまったのです」


カンボジア最大の英字紙『プノンペン・ポスト』のスポーツ記者はこう憤る。
 


“その座”を奪われたカンボジアの英雄、
ヘム・ブンティンもまた怒り心頭の1人だ。
「ブンティンは我々の取材に
『ほんのわずかなタイム差(92秒)で
僕に勝った彼が選ばれてしまった。
彼はカンボジア人ではあるが、
カンボジア人ではない。
こういう陸連の決定には不満だ』
とはっきり答えています。
ブンティンは貧困層からの叩き上げで、
国民にとって彼の成功は
勇気やドラマに溢れていたんです。
それを横から日本人が奪ってしまったように
国民には映ったはずです」(同前)





エジプト人タレントのフィフィさんが苦言を呈し、
ネットで注目を集めている
 SILK 100% 

猫さんは2012年2月に行われた
別府大分毎日マラソンでは
2時間30分26秒を記録。
カンボジアの有名選手、
ヘム・ブンティン氏の記録を上回り、
同国代表に決まった。

「黒人アスリートがこぞって日本人に帰化したらどうするよ?」

 オリンピックに出場するために
国籍を変えるスポーツ選手はこれまでにもいたが、
猫さんの場合は、
大した記録は持っていないのに、
現地選手の出場枠を 「奪った」、
といった見方がされ、
J-CASTに寄せられたコメントなども含めて、
ネットでは
「そこまでして五輪に出場するのか」
といった批判の声が挙 がっていた。

そんな中、
エジプト出身で現在、
日本でタレントとして
活動しているフィフィさんが、
4月4日ツイッターに

「オリンピックに出たいってだけでさ、
縁もゆかりもないのに、
選手層の薄い国に行って
国籍取得して
その国の選手と出場枠競って…
オリンピックってそんな大会だっけ?
スポーツマンシップってなに?
黒人アスリートがこぞって日本人に帰化したらどうするよ?
その国の人間が喜ばない事をするもんじゃない


と投稿した。
具体的な名前は出していないが、
タイミング的に猫さんを想定してのツイートだと見られる。



猫は会見で、
 「批判している人が間違っているとはいえません。
カンボジア人になって、
ある意味、自分の人生を芸にしているともいえます。
一生懸命走ることが
カンボジアの人や協力してくれた人への誠意だし、
芸人としての生き方だと思っています」
と神妙に語った。



■中東、英国でも帰化選手が増加

海外で以前から問題視されているのが、
中東諸国が世界でトップクラスのアフリカ人選手
(特にケニアやエチオピア)に国籍を与え、
自国の代表にしている件だ。
 
 例えば、
2010年中国・広州で行われたアジア大会では、
フェミセウン・オグノデが
200メートルと400メートルで優勝したが、
彼は元々ナイジェリア の出身で、
2008年にカタールに帰化している。
同大会のマラソンで銅メダルをとった
ムバラク・ハッサン・シャミや
3000メートル障害の世界記録保持者
のサイフ・サイード・シャヒーンも
カタール国籍だが、
ケニア出身の選手である。
一説によると、シャヒーンは、
カタール国籍になった際に
1億円以上を受け取ったと言われている。
オグノデやシャミも同様だろう。
また彼らのように報酬と引き換えに
中東諸国に国籍変更した選手は、
かなりの人数になると予想され る。
 
もちろん
世界中で出生国とは異なる国に
国籍を変更している人はたくさんいる。
しかし、
問題となるのは
「スポーツで優遇されるため」や
「国籍変更によって報酬を得るため」
という点だ。
 
五輪開催国の英国も、
五輪直前になって滑り込みで
帰化する選手が増え、
問題視されている。
3月にトルコ・イスタンブールで
世界室内陸上選手権が行われた が、
そこに米国生まれ、
米国育ちの2選手、
ティファニー・ポーター(100mハードル)と
シャナ・コックス(400m)の2選手が出場した。
ポーターは母親が英国生まれ、
コックスは両親ともに英国生まれで、
誕生時から米国と英国の
2つのパスポートを所持(※)しているが、
ポーターは2010年 秋、
コックスは2011年秋に手続きを踏んで、
英国代表として活動することになった。
ポーターは昨年の世界選手権(韓国・8月)で
100mハードル 4位、
世界室内陸上で2位、
コックスも世界室内で400m5位という結果を出している。
(※米国、英国ともに二重国籍を認めている)
 
地元開催となる五輪では
メダルも期待でき、
歓迎されるべき状況のはずだが、
彼女たちを含め、
五輪前に国籍変更した選手たちへの風当たりは強い。
ファンや メディアの中には
「彼女たちが
英国人としての誇りや忠誠から英国チームを選んだのではなく、
米国よりも代表になるのが楽だからだ」、
「いくらもらって英国 代表になったんだろうな」、
「彼らがメダルを取っても全くうれしくない」

などと辛らつな意見を言う者もいる。



賛否両論あるが
今後もいろんな批判がありそう…


 SILK 100%