押忍!
かつしか空手教室 尚武道場です

 

 

 

前回「新しい帯」についてのお話しをしました。今日は私が現在使っている帯について。
かつて修行していた団体から頂いた帯を今でも大切に使っております。もう20年近くになります。
 
 
空手という武道を始めたのが大学生からで、昇段の度に会から新しい帯を頂くシステムでした。
 
色帯は尊敬する先輩方から頂くのが慣例であり、緑帯と茶帯は同じ先輩から譲り受けました。大学時代の懐かしい思い出です。
 
対して40歳を過ぎてから始めた合氣道。
昇段(初段)してから黒帯と袴を着用となりますが全て自前で調達せねばなりません。
 
袴はともかくとして、自分で名入の黒帯を仕立てる事には少し抵抗がありました。
 
ナゼって?
やはり努力精進の証しとして、会から伝授されるものとの思いが強かったから。
 
合氣道は三段まで頂いておりますが、空手で使っていた初段の帯を袴の下でずっと締めていました。
 
故に尚武道場では、色帯も会から授けるスタイルを採っております。少しでも稽古継続へのモチベーションとなってくれればとの思いによります。
 
私の帯?
コレはただの黒帯であって段位などはありません。生涯この帯で、稽古を続けられる健康体でいられれば充分。
 
まぁ、空手のセンセイの中には自分で自分の段位を認定しちゃう人もいるようですけど(笑)
 
うちの道場では二段でも三段でも四段でも…
最初に授与した黒帯を大事に一生涯使い続けて頂きます。
 
稽古を続ける事に何より意義があるのだから。