気になっていた花。里山の春、新緑に先駆け、葉っぱがぴんと伸び、その付け根に小さな黄色がかった緑の花。
ひときわ目立つかわいらしさ。
クロモジの花です。





幸いにも我が家の裏手の石垣に自生していて、そこでも採取できるのです。

https://www.gungendo.co.jp/article/details/003563.php
こちらのブログを参考にさせていただき、さっそく新芽と花を摘み、お茶にしてみた。
乾燥しても良いそうだけど、摘んですぐに淹れられるのもいい。

そして、新芽をすぐ淹れたときのお茶の色がなんとも素晴らしい。その味と同じ、爽やかな新緑の美しい香り。
そしてまた素晴らしいのは、冷えてもおいしい。香りも飛ばないし、少々色は茶色く変色するけど、葉っぱを入れっぱなしでも味は悪くない(少しエグみが出ます)

これはいい!
極上のハーブティーに負けない香りと味。
なにしろ、家の裏なのです(笑)
たくさん摘んで、乾燥中です。乾燥してもおいしいらしいので楽しみ。
野山でもこの辺は頻繁に見かける木で、枝を折ると大変上品な香りがして(つまようじにもなります)一目置いていたのですが、新芽茶がこれほどうまいとは感激しました。

新芽の期間は短いのでこのときだけの味ですが、乾燥したり、枝をお茶にもできるらしいので、一年、いろいろ試してみようと思います。

ごちそうさまでした。
今年は野のものにいつも以上に元気をもらっています。