歳のせいだとは思いたくないけれど | ☆★まゆの手帳★☆

歳のせいだとは思いたくないけれど

実は、9月のはじめに体調を崩して…

去年あたりから色々と不調は感じながらも、自分を騙し騙し日々を送っていて…

でも、今回ばかりは立ち上がれなかったり
立っていることも辛かったりで
私、どうなっちゃうのかな
なんて不安になったりもした。

きっかけは、毎月定期的にやってくる生理。

元々、生理痛や排卵痛はあって
市販の鎮痛剤に頼ることがしばしばあった。

そして今回も、いつものように頭痛や腹痛があって鎮痛剤を服用した。

鎮痛剤の服用後、しばらくすると痛みは落ち着いたのだが
立ち上がった時にややふらつきを感じた。

もしかして、いつものめまいなのか…
なんて思いながら、めまいが起きそうな時の薬を服用した。

しかし、その薬を服用した後もふらつきは良くならず
座っているだけでも辛くなってきた。

めまいというよりは、血の気が引いていく感じだ。
妊娠中に何度か体験した“脳貧血”と同じ状態だった。

もし脳貧血なら、少し横になっていれば落ち着くだろうと思い
しばらくの間、横になることにした。

だが、1時間2時間と時間が過ぎても症状が改善されることはなく
立つことも出来ないくらい辛かった。

1時間後には次男を学校へ迎えに行かなければならないのに…

そんな時、主人から電話がかかってきた。
次男の迎えは主人に頼もうとそう思ったのだが、あいにく主人は市外へ出てしまっていてお迎えの時間には間に合いそうもなかった。

次に電話をしたのは私の父。
だけど、父も友人の病院へ付き添っている最中だったため頼むことはできなかった。

最後は義母へ電話をした。
義母は運転免許証を返納したばかりなので、義父にお願いをすることにした。

いつも、昼間は畑で農作業をしているため
義父が家にいるとは思っていなかったのだが、この日はたまたま家にいたようで次男の迎えを頼むことができた。

義父は、次男の学校へ行ったことがなかったので義母が一緒に付いて行ってくれた。

毎年、文化祭や授業参観などを観に来てくれていた義母だが
お迎えは初めてのことだった。

外にいた先生達にシステムを聞きながら次男が出てくるのを待っていたとか。

初めて、じーじとばーばに迎えに来てもらった次男はやや緊張気味だった。

帰ってくると「ただいま」と元気に挨拶をしていた次男だが
じーじ達が帰ると
まま むかえ いない さみしかった」とポツリ。

そして、私の横で眠りについた。

眠りについてすぐに次男は発作になった。
これも想定内。

私が具合悪くなると、必ずと言っていいほど次男は発作になる。

幸い、発作時間も短くそのまま眠っていた。

翌日、いつものように次男は学校へ行った。

私も前日ほどの不調ではなかった。

しかし、夜になると再び脳貧血の状態に。
少し横になっていたら良くなったので、あまり深くは考えていなかった。

それから1週間が経ち、いつものように次男を学校へ送り家事をしていた。

すると、また脳貧血の状態になってしまった。

この日は、長男と待ち合わせをしていたり
次男の定期受診の予定があった。

また義父母に連絡をしようと思ったのだが
次男を迎えに行ってもらい、定期受診まで行ってもらうことはあまりにも負担がかかってしまう…

そう思った私は、とりあえず足を上にあげながら再び横になった。

昔、看護学生だった友人が教えてくれたのだ。

私は若い時から生理になると貧血状態になることが多々あったのだ。

そんな友人達のことを思いだしながら数時間が経ち、何とか少しだけ動けるようになった。

ゆっくりゆっくりと動きながら、私は長男との待ち合わせ場所へ向かった。

長男はひとり映画を楽しむ予定でいたのだが
体調の悪い私を気遣って「映画はやめて次男の病院に一緒にいくよ」と言ってくれたのだが
また別の日に送り迎えをしなければいけないかと思ったら、それはそれで面倒だったので
長男は映画館へ置き、私はひとりで次男を迎えに行き病院へと向かった。

病院へ着いてからも、貧血の状態だったり動悸がしたり、汗が出たり‥
体調は絶不調だった。

そんなことを次男の主治医に相談してみたところ
「甲状腺かな‥一度、婦人科で診てもらったほうがいい」と言われ
数日後、レディースクリニックへ電話をしてみた。

がしかし、完全予約制らしく10日以上先しか空いてる日がなかった。

体調の良くない“今”を診てもらいたいのだが、中々そうもいかない。

電話をした10日後
次男を学校へ送り届けてすぐにレディースクリニックへ向かった。

初めて行くレディースクリニックに少し緊張気味な私だったが
クリニックへ到着すると、その緊張は驚きへと変わった。

そこは小さなクリニックで、入り口の正面に受け付けと会計があり
10人くらい座れる椅子が用意されていた。

しかし、感染対策により椅子へ座れるのは数人程度。
他の人は、外か車で待つようになっていた。

私が受け付けをした時にはすでに10人くらいの方が待っていて、外にも2,3人の方がいた。

それから1時間以上待ち、ようやく診察室へと呼ばれた。

生理痛や出血量、めまいや脳貧血の症状を話した。

そして、いざ診察(内診)。
何度経験しても、子供を3人産んでも
慣れない‥というか嫌でたまらない内診。

先生に「大丈夫か~痛くないか~」と声をかけられ
卵巣やらをチェックしながら説明された。

卵巣は特に問題もなく、子宮筋腫なども見当たらない。
だけど、子宮の筋層が肥厚?しているらしく腺筋症というものらしい。

この腺筋症が原因で、生理痛や出血量が多くなっているとか。

でも、問題の脳貧血の症状は原因がわからず…
血液検査では貧血の異常はみられなった。

ただ、血圧の話をしたところ「循環器内科へ行った方がいい」と言われ
翌日に循環器内科を受診した。

心電図やCTの検査を受けたところ、とくに問題は見当たらず
可能性として考えられるのは“起立性低血圧”というものだそうだ。

私の場合、学生の頃から血圧は低めだったのだが
妊娠や出産を機に正常範囲内になっていた。

しかし、自律神経がうまく働いていなかったり
生理などのホルモンバランスなどで低血圧を起こしてしまったようだ。

自律神経の乱れが原因と言われても
次男に合わせた規則正しい生活をしているし
強いと言えば、かなりの運動不足が気になる程度。

むしろ、運動をしっかりとしていれば自律神経もしっかりと働くなのだろうか。

少しモヤモヤが残るが、先生に言われて9割は納得した自分がいた。

だけど、母や祖母も心臓に疾患があるため
一度は精密検査をしてみようと言われ、1ヶ月後に検査をすることになった。

きっと、いや絶対に何もないだろうけど結果がわかるまでは気持ちが落ち着かない。