朝方、梅の花を見かけて撮っておりました。


詠春拳では創始者が五枚(五梅)とも言われ

梅の花びら5枚でよく詠春拳の

マークにも使われておりますが

他に詠春の父 厳二が少数民族から梅花拳

を学んでいたり他にも色々なところで

出てくる梅花という言葉です。


梅は冬の終わりから春になる前に

咲き始めます。(先に咲き始める)

この梅花の拳ですが先に発し先に制すると

いう意味で、五つ(梅の花の枚数)の

基本功があるようです。

(梅の花が五枚でなのか陰陽五行の

5つなのかは不明です…)


その昔、この拳を使っていた

団体があったようです。

清朝末期キリスト教と対立していた

清ですが、山東省で怪しい宗教団体が

誕生します。

張義が中心なり作り上げた義和団です。

もともと梅花門の武術家も関わっていたため

団体では梅花拳という名は使わず

義和拳として教えていたようです。

梅花なんて綺麗な名前ですが

血の色が梅の赤い色に似て

手(指5本)を出すと相手の血で

その手が梅の色のように染まるなど、

色々な意味があるようです。

他にも色々な武術を練習していたと思いますが、

早く使える戦闘術などやっていたのではないでしょうか…。

この団体はエスカレートしていき信仰し

修行をすれば刃物も通さね身体になれるなど

民間にどんどん広まっていきます。

清を助け西洋を滅ぼそうと教会や大使館、

鉄道などを潰しにかかり外国人を

巻き込んでいきました。

清はこの暴走を食い止めることが出来ず

清が八ヵ国に宣戦布告したことにより

この宗教団体(民間軍人)は滅びることになり、

その後清は勢力が弱まり西洋文化をとりはじめ、

革命家孫文によって中国同盟会が組織されたことにより、

滅亡の道を歩むことになりました。

おしまい


生で梅花拳ってどのような武術か見てみたいものですね。


#長いひとり言 

#中国武術 


via 松徳堂 詠春拳教室
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