アジアで開催された三大ファンタスティック映画祭(東京国際ファンタスティック映画祭、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭)で上映された山本監督の過去作品を初の特集上映!
「キッチュ&ビザール」「究極の映画的体験を呼び起こす」「類まれな才能と創造性」などと世界の映画祭で熱狂的に迎えられた山俊ワールドを是非体験してください!


上映会当日にはそれぞれゲストが来場!
5/3(金・祝)は、『断食芸人』(足立正生監督)や『華魂 幻影』(佐藤寿保監督)など、鬼才監督のカルト作に多く出演する女優の愛奏(あい・かなで)さん。
5/4(土・祝)は初の監督作品『りりかの星』が6月に劇場公開を控える映画評論家の塩田時敏さんが来場します。



【上映ラインナップ】
『殺し屋たちの挽歌』(英題:THE STRANGE KILLKERS)
2003年/16mm→DVD/66分/英語字幕 
プチョン国際ファンタスティック映画祭2003ワールド・ファンタスティック・シネマ部門正式出品
ロードアイランド国際ホラー映画祭2004観客賞
アジア・アメリカ国際映画祭2004正式出品


監督・脚本・撮影・照明・編集・音楽:山本俊輔 
出演:長友健太、横田エイジ、ホリケン。森藤秀実、里見瑤子、山本浩司、西田ぼん
無職のモラハラ夫を妻が殺害しようとしたことをきっかけに、依頼を受けたダメな殺し屋たちが血で血を洗う底辺の争いを繰り広げるバイオレンス・アクション・コメディ。
2003年のプチョン国際ファンタスティック映画祭では、自主制作映画ながらダニー・ボイル監督の『28日後…』、三池崇史監督の『牛頭』、草彅剛主演の『黄泉がえり』などと同じ部門で上映され、オールナイト上映では長蛇の列ができるなど韓国のマニアックな映画ファンたちを大いに盛り上げた。


『窓女』(英題:MADONNA)
2004年/miniDV→DVD/10分/英語字幕
東京国際ファンタスティック映画祭2004 デジタルショートアワード600秒「泣き」部門入選
西東京市民映画祭自主制作映画コンテスト2004入選


監督・脚本・撮影・照明・編集:山本俊輔 
出演:三坂知絵子、川野弘毅、長友健太、柴田鉄平
窓辺にたたずむ美女に恋をした冴えないサラリーマンの男。しかし彼女には悲しい事情があって……。
2003年から3年間のみ開催された、東京国際ファンタスティック映画祭の自主映画コンペティションで入選した作品。自分の映画が新宿ミラノ座の巨大スクリーンに映し出されたのは感動した。


『マタニティ・ブルー』(英題:Maternity Blue)
2006年/8mm→DVD/17分/R-18/英語字幕
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008オフシアターコンペティション正式出品
トロマダンス映画祭2007正式出品


監督・脚本・撮影・照明・編集:山本俊輔
出演:望月梨央/本田唯一/千川彩菜/石川雄也/向夏
鬱に苦しむ臨月の人妻に、変態強姦殺人鬼の魔手が迫る。全編SEX&バイオレンスの問題作。
ゆうばり映画祭でのコンペティションでは、あまりの不道徳的な内容に某大女優の審査員が激怒。危うく審査拒否の事態に陥るところだった。


<特別上映>
『交差点 Crossover』
2013年/DVD/14分

監督・脚本・撮影・編集:山本俊輔 音楽:PADLOCK
出演:松尾朋法、牧田龍彦、中田涼、黒旋竜、眞田妙
彼女とギクシャクしているサラリーマンの男、オレオレ詐欺のダメな下っ端、相撲ファンの巨漢男たちの人生が交錯する、ある冬の日のスケッチ。
山本監督が個人的にお気に入りの作品。ハードな内容の作品が続きましたが、最後はほっこりしてください。


【監督プロフィール】
山本俊輔(やまもと・しゅんすけ)
1975(昭和50)年東京生まれ。
 テレビコマーシャルの制作スタッフからキャリアをスタートし、その後映画やオリジナルビデオの助監督として活動する傍ら、16ミリフィルムで自主制作した『殺し屋たちの挽歌』(2003年)がアメリカ・ロードアイランド国際ホラー映画祭で観客賞を受賞した他、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭など海外で好評を得る。
 2008年、『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治氏がアクション監修を務めた『カクトウ便/そして、世界の終わり』(2007年)で劇場公開デビュー。
 松坂桃李、井上正大、真野恵里菜らが出演した配信ドラマ『デス・ゲーム・パーク』(2010年)では脚本を担当し、自ら執筆した小説版も重版するヒット。その他の作品に『愛に渇く -thirst for love-』(監督)、氣志團・綾小路翔プロデュースドラマ『木更津グラフィティ』(脚本)、小説「絶望中学」「復讐遊戯/Furies」など。
 2015年より、佐藤洋笑氏との共著で「NTV火曜9時 アクションドラマの世界」「映画監督 村川透 和製ハードボイルドを作った男」「セントラル・アーツ読本」「キャメラを抱いて走れ!撮影監督仙元誠三」などの映画にまつわるノンフィクションを相次いで発表し、話題となる。
今後も、『フリークスの雨傘』『毒蝮寅子が行く!冒険篇』など公開待機作が続いている。


【日程】
2023年5月3日(金・祝)、4日(土・祝)

【上映スケジュール】

※両日とも同じタイムテーブルです
開場:14:30~15:00
上映開始:15:00
①    『殺し屋たちの挽歌』(THE STRANGE KILLKERS)66分
②    『窓女』(MADONNA)10分
③    『マタニティ・ブルー』(Maternity Blue)17分
④    『交差点 Crossover』14分
休憩 約5分
⑤    トークショー(30分)
終了予定:17:25

【トークゲスト】
5/3(金・祝)愛奏さん(女優)


5/4(土・祝)塩田時敏さん(映画評論家・映画監督)




【会場】
「光塾COMMON CONTACT並木町」
渋谷区渋谷3-27-15 光和ビル地下1階
・東急線、東京メトロ(副都心線、半蔵門線)C2出口 徒歩5分
C2出口を出たら、明治通りをそのまま恵比寿方面に約200m直進、次の歩道橋のある角を右折。橋を渡り、渋谷三丁目郵便局の隣りのビル(1階はドトール)、マクドナルドの向かいです。
・JR渋谷駅 新南口 徒歩1分
JR渋谷駅からは外に出ず、埼京線への乗り換え連絡通路で新南口に出ると便利です。
https://hikarijuku.com/#access

【料金】
2000円均一(当日券のみ)

★新型コロナウイルスの感染状況によって、イベントの延期や、収容人数の削減を行う可能性があります。