僕が1番苦手とする気体についてまとめていきます。まだまだ未完成ですが。

間違っているところなどありましたらご指摘ください。



まず最重要ポイント
●気体の計算は、究極的には状態方程式のみで解ける。
気体で出てくる方程式は、状態方程式から導けます。(歴史的には逆ですが。)

PV=一定

とかのことですね。
むしろ、ボイル、シャルル、ボイルシャルルの式だけ覚えているというやり方では、別のものが一定になった時に困ります。

使いどころとしては、[状態の変化があった時]です。


と、ここで
「一定」ってなんだ?
ってなりませんか?僕だけですねすみません(笑)

端的に言って、ただの連立方程式です。

状態が変化するということは、状態の変化前後で状態方程式が2つ以上作れるということです。

例えばボイルの法則が成り立つ時を考えると、nとRとTが、2つの状態方程式において等しくなっています。

等しいわけですから固まりにして代入できますね。
ボイルならPV=一定という形が出てくるわけです。



今まで、「状態方程式から全部導けるんだぜ〜。」というところに満足して、そこから先は何も考えずに公式代入していただけのように思います。

まじかよ…って感じです>_<



いや、これをしっかりさせたところで気体が得意になったかどうかは微妙です…

でも、これを分かって、ようやくスッキリと状態方程式から導いた式を振りまわせるというものです!

条件を見逃さなければ未知数の数だけ式を立てれば確実に解けるという、いつものモットーに立ちかえれたのは自信になります。



苦手な分野って、実はこういう本当の根本がわかってないこと多いんだろうな。
数学の基本事項集やり直してるのは僕にとって必要なことのようです!





加えて注意するポイントは、

●混合気体の時は平均分子量の利用も考える
●「合計でどうなるか」という条件に注意
●ゴールが割合の時は自分で好きなmolなどを設定してよい
●飽和蒸気圧に注意


などです。

さらに演習して何か見つけたら追加します!