1997年タイガーウッズがマスターズで優勝した年、その年は6勝も挙げ賞金王にも輝きました。
あれから3年後だったと思いますが、ゴルフボールは糸巻きボールからツーピースボールへとかわりました。
私の様に下手なゴルファーは、一寸トップすればボールの表面に傷が付いたり切れたりで、大変だったのを思い出します。
タイガーのマスターズ優勝から2・3年経ちましょうか、ゴルフクラブ(1w3w)も、パーシモン(木製)から金属製へと変わってきました。
金属製に変わりボールの飛距離は驚くように飛ぶ様になり、既設のゴルフ場は拡張をよぎなくされました。
その後もクラブの進化は進みますが、ゴルフ場を拡張する土地も金も余裕は無く、pGĀではクラブのシャフトの長さや反発係数の上限を決めようとしてるのが現在ではないでしょうか。
タイガーウッズの出現で、日本のゴルフ界も大いににぎわい、ゴルフ道具の販売も大盛況をみせてました。
アイアンセットも最初の頃は国産アメリカ製を問わず売れてましたが、アメリカ製は直ぐに売れなくなりました。
其れはアメリカ製は飛ばないからです。何故飛ばないかと言えばアメリカ製はアイアンのソール(底辺部)が薄く少しでもダフればチョロします。また芯で捉えても幾分飛距離は落ちます。
そこでアメリカのクラブメーカーも考え、日本向けにはソールが厚いクラブを造るようになりました。
ソールが厚いクラブはアメリカでは使い物になりません(プロの場合)、何故ならばアメリカのコースはフェヤーウエイもグリーンも硬くソールが厚ければ地面から弾かれ距離感が狂うそうです。
また日本のグリーンの様に柔らかかったら止まりますが、アメリカの様に硬かったら、スピンを入れなければ何処までも行ってしまいます。
ゴルフ番組をご覧の方だったらお分かりかと思いますが、日本のプロの試合ではグリーン上でグリーンフォークでヂュポット跡を殆どの選手は治してますが、アメリカの試合では治すとしてもバターで軽く抑える程度ですね。
クラブを考えただけでも、日本のプロとPGĀ(アメリカ)のプロとの力量の差が分かってもらえたでしょうか?