高校2年生の合唱コンクールで表舞台に立つ快感を味わいました。

しかし、そっからはちょっと物足りない生活が続いていた気がします。
いたって普通だった。 

あ、いや、そうでもないかな?

とりあえず今回は3年生の文化祭のお話を。


実は同じクラスにいためちゃくちゃ頼りにしていた友人が合唱コンクールが終わってからアメリカ留学に行ってしまったのです。

なんと1年間!

クラスを引っ張るのは先頭に彼が立ってくれて、それを自分がサポートするのがバランス良かったんだと思うんですが、必然的に自分が前に出ることに。

そこから文化祭、体育祭、3年生になり合唱コンクールと。

あ、ちなみに2年生→3年生ではクラス替えはなし。
同じクラスで進級します。

なかなかプレッシャーを感じながら行事を迎えていました。

特に3年の合唱コンクールではまた指揮者に。

さらに頼りにしていた友人も不在(ちなみに彼は今もミュージシャンをしていて音楽が大好き。合唱コンクールにおいては男子を牽引する大きな存在だったのです) 

昨年の成績が良かったこともあり、変に自分たちに期待してしまいイマイチな結果に。
学年で3位に入ることも出来ずでした。


合唱コンクールが終わり、ほとんどの部活で3年生は引退。
いよいよ高校生活最後の夏休み。そして受験シーズンに突入!

というタイミングでアメリカから彼が帰ってきたのです!

夏休みは受験勉強はもちろんですが、秋の文化祭に向けた準備でかなり忙しくなります。

受験も大切だけど、高校最後の文化祭で思い出に残るものをやりたい!

というわけでウチのクラスは舞台or縁日で舞台を選択。
メインの体育館は抽選で漏れてしまいましたが、武道場を取ることに。

どんな演目をやるのか…それを全てアメリカから帰国した友人に託したのです。

クラス全員が彼が帰ってきたことで安心し、完全に丸投げ。

本人もやる気に溢れてたんですが、かなりの重荷だったんじゃないかなと思います。

自分自身も今までの行事をプレッシャーの中でやってきたことから解放されて、進路も考えたいというタイミングでの彼の帰国。

解放されたいという気持ちもあり、楽になりたかったんでしょうね。

この夏休みは一番みんながバラバラなベクトルに進んでたんじゃないかな?

推薦で早くも進路が決まりバイトにせいをだす者、合格を目指し必死に勉強する者、文化祭を成功させようと努力する者。
目の前に大学受験という人生の岐路を迎えなかなか同じ方向に向かうのは難しいですよね。


自分も心のどこかで“プロレスラーになりたい”と思っていたけど行動には移せず。
とりあえず行きたい大学も見つけたので結構ちゃんと勉強していた。

文化祭はあいつに全部任せとけば大丈夫だろうと。

しかし、クラスみんなの気持ちがバラバラになっているような状態で上手く進むわけもなく、夏休み終盤で一つの山場を迎えるのです。








次回に続くよ。