ようやく自分史も高校生編に突入。
中学生編で書きましたが都立推薦で見事合格。
進学したのは東京都日野市にあります都立南平高校。
みなみだいら、と読みます。
ナンペイって愛称で呼ばれたりしましたね。
多摩丘陵の丘にある学校で、学校の裏の山を越えたら多摩動物公園。
丘を下り駅を越えると浅川が流れている自然豊かな学校でした。
ナンペイは行事が盛ん!
新学期が始まって最初のビッグイベントは合宿コンクール!
ナンペイの売り、というか一番の特徴はなんと校歌がアカペラ!伴奏がないのです!
しかも1番~5番まであり、全て曲調が違う!!
超絶難易度の高い歌なのです!
そのため合宿コンクールの1年生の課題曲は校歌!
アカペラだからこそ各クラスの個性、アレンジを出しやすくて面白い!
とは今なら思いますが当時は何でこんな面倒くさい校歌なんだと嘆いていましたね。
音楽センスは皆無だったため1年生の時はダラダラ参加していた合唱コンでしたが、2、3年生では指揮者をやってました!
別に音楽センスが開花したわけではありません!
学級委員やったりしてなんとなくリーダー的な立場だったためみんなが敬遠する指揮者が回ってきてしまったのです。
イマイチ楽譜も読めないのに良くやってたなと思いますよ、ホント。
指導してくれた同級生みんなに感謝!
そんな素人が指揮者をしたのに2年生の時は学年1位!!
さらに3年生を入れた学校全体でも銀賞を獲得したのです!!!
その時は自由曲に「汽車ぽっぽ」って民謡(?)をチョイス。
まわりのクラスがしっかりとした合唱曲をやる中では確実に異質な選曲でしたがこれがビシッとハマった!
本番ではちょっとアガってしまい指揮のテンポが早くなってしまったのですが、みんなしっかり付いてきてくれて、これが汽車の走っている臨場感を生みました。
指揮の最後のピシッてやつを決めて腕を下ろした時に起こった拍手は忘れられない。
拍手と響めき。
三男も南平に進学したので計6回、合唱コンを見た母親も「あの空気を越えるものはない」と今でも言ってくれてます。
確かにスゴかった。
まぁ思い出なんでだいぶ美化されてるでしょうが笑
中学時代、生徒会としてイベントに関わる楽しさを知るようになってましたが、舞台に立つ側としての快感、充実感を味わったのはこん時なんだろなぁ。
観てる人を“魅了”させたいという欲求はこん時から強くなっていったように思います。
エンターテイナーとしての快感を知った2年生の合唱コンクール。
3年生の文化祭でさらなる快感を味わうことになります!
次回はそのお話を。