好き嫌いが多く、大人しい性格だった1、2年生。
3年生になるタイミングでクラス替えがあり、担任の先生も代わりました。
1、2年生の時のクラスはどちらかというと活発な子より物静かな子が多かった印象。
2クラスしかなく、隣のクラスはだいぶやんちゃな子が多くて騒がしいなぁと思っていました。
そんなクラスのバランスを考えてか、クラス替えではやんちゃな子と大人しい子が良い具合にシャッフルされました。
もちろん当時はそんなことには気づきませんが、今思うと色んな采配の元でクラス替えが行われていたんだろうなぁと思いますね。
近所に住んでいた幼馴染みともここでクラスも一緒になり、活発な子とも良く遊ぶようになったので自分の性格もかなり明るくなりました。
さらに担任になったアキヤマ先生がめちゃくちゃ面白い先生だった!
上級生のお母さん方からも評価が高くよくお母さん同士の会話で「アキヤマ先生は良いですねー!」とか話してた気がする。
授業も冗談を交えながら楽しかったし、休み時間もいつも生徒と一緒に遊んでくれてました。
一番流行ったのは先生が空中に向かって高く投げたボールをキャッチする遊び。
だいたい10人以上は参加してたんでエサに集まる鯉のような状態でボールを奪い合っていました。
勉強もまずまず出来てた方だったと思いますね。
習い事や塾なんかは行ってませんでしたが学校の授業はちゃんと聞いてました。
テストも成績は良かったですし。
初代ポケモンが発売され大ブームになった時代だったので、もちろん私もハマりました。
そっからゲームボーイやらスーファミやら外で遊ぶより家で遊ぶことが増えてきました。
おまけに相変わらず好き嫌いは激しく、スナック菓子をバクバク食べる。
この小学校3年生の時が一番太ってました。
顔もパンパンでしたね。
ザ・肥満児。
健康診断で太りすぎってことで市の健康相談みたいなとこ連れて行かれて、そこで「お菓子食べるの止めるなら死んだ方がいい!!」と泣き叫んだ記憶が。
当時はゲームかお菓子くらいしか好きなものなかったですからね。
そんな翔太少年は人生を変える1つの映画に出会います。
それは…
『メジャーリーグ2』!!
確か金曜ロードショーで放送されたものを友達が録画していて、それを「この映画面白かったから一緒に見よう!」ということで見たのです。
全く野球には興味がなかった翔太少年でしたが『メジャーリーグ2』を見て野球の虜に。
今だから思うのですが野球ではなく“アメリカン”な世界観に魅了されたんだと思うんですよ。
アメリカ的な勧善懲悪、起承転結、ハッピーエンドがしっくり来たんでしょうね。
野球がしたいってわけじゃなくてあの『メジャーリーグ』の世界に入りたかったんだろうなぁ。
とは言え影響を受けた私は毎日のように外でキャッチボールなどで遊ぶようになります。
お父さんと初めてキャッチボールしたのもこの時期です。
でも地元の少年野球チームには入らなかった。
ちょっとだけ人見知りな部分が残ってたのもあるんですが、“日本の野球”の雰囲気に何か違和感を感じてたんでしょうね。
とはいえ、外で体を動かすようになりまだ太ってはいましたが一時期のヤバい状態は脱し始めた3、4年生。
ちょっとクラスのムードメーカー的なポジションになってきてた感じだったかも。
5年生になりまたクラスと担任が変わり翔太少年にさらなる変化が訪れるのです。