口笛サークル

先日、神戸にある口笛サークルへ見学に行った。サークル開始時間まで一時間程あったので、ハーバーランドあたりを散歩することにした。

 

港の端で見た新郎新婦

港沿いを歩く。周りは家族連れやカップルで埋め尽くされている。おひとり様はあまり歓迎されていないようだ。そんな周囲の目を勝手に意識しつつも、私は日傘をさして神戸の港の景色を眺めつつ堂々と歩くのだった。

 

目の前にブライダル写真を撮っているカップルがいる。あー、めちゃくちゃ幸せそうだな。神戸の港を背景にするなんておしゃれだな。

 

将来の自分

私は結婚するつもりはない。というか結婚しないのだ。でも、愛する人も持たず、一人であることに耐え切れなくなったとき、人生に絶望するのではないかと不安に思う。今は恋愛がしてみたいと思う。誰もが恋愛と認めるような恋愛がしたい。神様、一回でいいから経験させてください、幸せで涙がとめどなくあふれ出るような恋愛を。

 

音楽にのせて不安を吹き飛ばそう

私は、何に悩んでるのかもわからないのに、なぜか心がモヤモヤするときは、音楽を聴いている。聴くジャンルはクラシック、ジャズ、ポップスからその時の気分次第である。

神戸港の端っこに立って、海へ向かって口笛を吹く。曲は久石譲の「ふたたび」。

周りに人がいないことを確認して、思い切り吹いた。メロディーを奏でると何となく心が落ち着く。

中学時代、吹奏楽部をやめるとき、顧問にもらった「音楽は一生もの」という言葉を思い出した。どんな形であれ、私は音楽を愛することを忘れない。

 

神戸港 新郎新婦と カメラマン 

寂しさは 口笛に任せた