僕は上京組である。東京に住んでもう直ぐ丸12年になるので、
同級生とはすっかり疎遠になってしまった。上京してきてばかり
の頃は、仲が良かった地元の友人と不定期だが連絡を取っていたが
最近はめっきり取らなくなってしまった。
東京に来たての頃は、地元の友人と特に用がある訳でもないのに
連絡をしていたが、今ではすっかり取らなくなってしまった。
取らなくなった理由としては、共通の話題が尽きているのも有るが、
同級生の大半が結婚したのも大きい。
最後に地元の友だちと会ったのが一昨年の年末だった。
その時地元で一番仲良かったやつの一言が忘れられない。
文脈は忘れたけど、「同級生のA君は、未だに浪人生を
していて、20代も終わりに差し掛かるというのにフリーターを
しながら、受験勉強をしている」という話になり、それを聞いた
僕の一番仲良かった奴が「まだ人生決まってないのか!」と半ば呆れ気味
に言っていた。
それを聞いた僕は「決める必要ないだろ!」と思ったが、顰蹙を買いそうだった
ので黙っていた。
僕もA君が大学に受かるとは、到底思えないし、受かった所で30手前で
大学に入り、卒業した後、そのキャリアを活かした良い働き先が有るとは
想像できないが、他方で人生を決める必要はないだろうとも思った。
はっきり言って、所詮他人なので放っておけばいいのだ。
話が逸れたが、その日以来地元の人たちとは会ってない。特に喧嘩をして
不仲になった訳ではないが、元々疎遠ぎみだったのが、より疎遠になった。
男女関係には終わりが来るが、男同士の友人というのは中々終わりが
来ないと思っていたが、最近はそうでもないのかな?と考えが変わりそうだ。
昔は用もなく、友人と集まって何をするでもなく一緒に居たのが面白かったのに
所帯を持ったり、生活圏が変わると本当に変わってしまう。
もう、彼と二人で遊んだのはいつだったかも忘れてしまった。
疎遠とは不可避なのか?世の中全ての物に寿命があるので、疎遠を防ぐのは無理
かもしれない。でも、折角仲良くなったなら恒久的に仲良くしたいのが本音だ。
ぼくはもう一度地元の友人と何も予定を決めず、ただひたすら酒を飲んだり
どこかに出かけてみたい。それが一番楽しいからだ。