中野整骨院のブログ|北九州市八幡西区折尾
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①関節液の機能
関節液は関節包内膜である滑膜で産生
され、関節軟骨の栄養と関節間の潤滑油
としての役割をになう。古くなった関節
液は再び滑膜から吸収されるので、常に
一定量を保持している。
②関節水腫の病理変化
加齢などによって関節表面の軟骨が摩
耗し、軟骨表面の辷りが悪くなり、軟骨
の小さな骨片などが有害刺激になる
→滑膜が炎症を起こし基準量以上の関節液を分泌→関節液の吸収が追いつかず関節包に関
節液量が増加→関節水腫→水腫により関節包内圧増加→膝関節痛。
(関節軟骨が損傷した際に関節液が大量に分泌されるのは、有害な刺激物を排除するため)。
関節水症が起こりやすいのは、変形性関節症の前期から初期の、関越軟骨が磨り減り始め
た頃、そして進行期の関節軟骨の損傷が急激に進行する時期である。
③関節水腫の整外治療について
③関節水腫の整外治療について
関節液穿刺で水を抜くと、関節包内圧が減るので一時的に痛みは減るが、炎症が改善して
いない場合は、数週後には再び水腫となりやすい。
関節水腫の整形治療としては、水を抜くと同時に、膝関節内に薬剤を注入する治療が行わ
れる。この薬剤としてはステロイドホルモン(膝関節の炎症と痛みを抑える)が旧来から知
られているが、長期間にわたって継続すると、関節軟骨や骨に悪影響を及ぼしたり、感染の
原因を作ることが知られている。
近年ではヒアルロン酸注射(→詳細は本章P20)がよく用いら
れるようになった.
④膝蓋跳動テスト(+)
膝関節が腫脹している原因には、関節水腫と関節包肥厚があ
る。本テストは関節液の貯留の有無をみる。膝上方にある腫脹
を下方に押し下げ、その状態で膝蓋骨をコツコツと指頭で叩く。
この時、水腫があれば膝蓋骨が大腿骨から浮き上がっている
ので、骨と骨がぶつかる手応えを感じる。
中野栄煥