夏も終わりかけの朝晩冷え込む9月後半に富士山こどもの国へ。
昼過ぎにこどもの国に到着。
水曜日という週のど真ん中ということで、ほぼ無人のこどもの国。
職員も含めて、20人も見ていない気がする。
週末には1000人/日ほど訪れるカヌー乗り場も無人。
すすきのエリアも無人。
なぜ富士山こどもの国を訪れたかというと、キャンプにチャレンジしたかったから。
とはいえ、テントは持っていないし、いきなりうまくいくとは思えない。
寝床だけはなんとか確保できる場所ということで、ここを選択。
ここは、パオ(遊牧民的なテントを中国語ではこう呼ぶらしい。モンゴルではゲル)に泊まれるため、初キャンプの場としました。
こんな感じ。
パオが10棟くらい、近くにオートキャンプサイトもあったにもかかわらず、
宿泊は2組のみ。
夜も無人の国。
寝具のレンタルもサービスとしては存在していたものの、コロナの影響で貸出中止となっており、前日に慌てて寝袋を買いに行く始末。
晩飯の食材提供も停止しており、自前準備が必須。。。
クーラーボックスもないので食品の持ち込みができなかった。
というより、そこまで意識が回らなかった。。。
購入していた薪を玄関先に置いて、夕食へ。
富士宮まで行って、夕食を食べることにしたものの、軒並み定休日。
富士宮で食事ができないため、富士宮のイオンでカップラーメンを調達。
さて、富士宮から無人の子供に国に戻ってきたところ、雨で薪が濡れている。。。。
前日の寝袋調達の際に着火剤を入手していたので、まずは着火剤に火をつけることに。
着火剤にも火がつかない。変なものを掴まされた???
お湯すら沸かせない。焚き火台まで買ったのに。
そいう言えば、チェックインの際にキャンプ初めてと係員に伝えたところ、
「薪の皮は燃えやすいので火種にしやすい」と教えてくれました。
皮にもすがる思いでそれを試してみることに。
必死に皮を剥いで、必死にライターで炙って(握ってるだけ)、ようやく火種ができました。
また、前述の係員の方が”小さく割った薪”も善意でご用意してくださったので、それに着火。
ようやく薪にも火がつくレベルの炎となりました。
そして、ヤカンで火を沸かすという、ただそれだけの実現に漕ぎ着けました。
完全な素人とはいえ、ここまで苦戦するとは。。。
やかんでお湯が沸くまで、優に2時間は経過。ひどい有様。
薪で沸かしたお湯で食べたカップラーメンは、普通の味でした。
でも、薪は火力が強いのか、とても早くお湯が沸いた気がします。
ライター、皮付きの薪、細かい薪(割り箸とか)があれば、なんとかできることを学びました。
始めて寝袋で寝ましたが、体があちこち痛くなり、全然休まりませんでした。