一応、今年の成績の点数でどれが上位Aか下位Aか上位Fか底Fか判断するために点数の分析をしてみた。分析方法は飛翔さんの評価分布を見る。そしてAの数が少なければその科目のAの価値が高いことが推認され、Aが多い科目だと調整点が低くてもAになる。下図が再現者の成績分布である。選択科目は再現者の評価をまとめてみた

 

 

 

人数が少ないのを黄色、多いのを赤にしています。

 

一番右は平均値であり科目間のブレを示す指標になります。実務は2科目分なので分けて平均値取っています。

 

前提追記 A~Eまでの評価については300人刻みであるとされていますが300位、600位、900位、1200位、1500位付近が同点の場合には繰り上げ評価になります。すなわちAが302人のケースもあれば500人いることも考えられます。

 次に、26人だけの統計で分母が少ないため参考程度にして下さい。

 予備試験関連の自分の分析は力不足で基本需要がないですが、この記事は需要があると考えられるため残します。

 あと下の計算表にミスがあったため追記することにしました。

 

A評価 科目間でブレがありますが、統計によれば刑法実務は特に取りやすかったみたいです。刑法実務でA取れるかどうかも結構合否に影響してくると思います。刑法、実務の場合 BよりのAであれば素点的に低い可能性があります。

逆に行政法、民法、商法、選択はA取りにくかったと思います。選択のAの価値は下位Aだろうが高いです。

 

B評価 行政法、選択科目についてはAB評価合わせて人数がかなり少ないため、Bの価値も高いです。

 

C評価 行政法のCの数がかなり多いため、Cの幅がかなり広かったと推測できます。Bが602位くらいまでだとしてCは603~1100位くらいまでだったかもしれません。素点的にも上位Cと下位Cでかなり差がついていそうです。

 

D評価 全体的に少ないが、選択科目で多い印象です。選択科目は大体B~Dで素点差あまりないのではないでしょうか

 

E評価 全科目ほぼみないためDと素点差ほぼないかもしれません。

 

F評価 憲法、刑法、民法の割合が多いためFの幅が広かったと考えられます。Eと同点ならE評価になりますしEまでが1500人以上で何人いたかが問題です。

 民法の場合、特にF取りやすかったと考えられるため1530位くらいまでが同点のEで残り1000人くらいがFになっていた可能性があります。よってFであっても調整点が20点近くのFである可能性も十分あります。

 逆に行政法、選択はF取りにくかったと考えられるため調整点で悪い点数がつけられている可能性が高いです。みんなが悪い評価取らない科目で沈むと致命傷になるため、自分が底Fか中位Fか判断する指標になります。再現答案作っている方は自身の評価と見比べてみるといいのではないでしょうか。

 

これらを踏まえてA~Fの点数を推測しました。方法はこれをベースにして、再現者の人数を踏まえて計算し直します。

 

A→26.1点以上 

B→23.8点~26点 

C→22.2点~23.8点 

D→20.7点~22.2点 

E→19.3点~20.7点 

F→19.3点以下

 

採点人数が2544人で、1277位が平均点の20.195点(201.95÷10)が目安

1200位のDを上の点数基準の通り20.7点以上とします。

上の表では19.1人までがD評価以上のため、19.1人=20.7点以上で計算します。AとFは青天井なのでわかりませんが実際の評価にかかわらず

11.8人=B評価の点数

16.5人=C評価の点数

19.1人=D評価の点数

21.1人=E評価の点数

 

と考えて人数比で割ってあてはめます。

 

結果(目安) こんな感じだと思います。Aの最下位が26.1なので刑法、刑訴、民訴、実務以外の平均取ると26.98

7.6人=26.1点 7人いるAの科目(憲法、刑訴)=26.2以上 しかし平均以下なので26.2~26.9

 

A6人の科目(行政、民法、商法)は平均かそれ以上 28点あるかもしれないがこんな感じで

選択Aは突き抜けているので29以上としましょう

 

 

上のA~Fの点数が正しいとした場合、再現者分布で緻密に計算した結果です。

 

8位 25.87

9位 25.33

10位 24.78

11位 24.23

12位 23.75

13位 23.41

14位 23.07

15位 22.73

16位 22.39

17位 21.90

18位 21.33

19位 20.75

20位 20.07

21人 19.37

 

自分の評価と当てはめてみれば正確性も担保できるかもしれません