私は、勉強開始から、なかなか受からず三十路付近で、予備試験もようやく短答突破するも論文は問題外の不合格である。刑訴と商法が白紙答案と大差ないF評価だと思うので、合計で全体平均も切っているであろう。何故、自分がここまで受からないのか考え治したところ単に勉強不足で片付けていいものではない気がする…。

 

合格から一番遠い人とは、勉強始めたばかりで法律の知識0の人とも思われるかもしれない。しかし、それは違うと思う。何故なら、始めたばかりなら素直に知識を吸収できる能力があるからである。勉強開始で1年、2年で予備試験、司法試験受かる受験生はそれなりにいる。しかし、何年もかかってようやく合格できたというエピソードは少ない気がする。

 

この方が仰る通り、長期間受からず変なクセがついたり嵌まってしまっているタイプだと思う。あとは、情報錯綜したりして自分のやるべき勉強法が固まっていない人だと思う。

 

また、東大王でクイズやりながら1年で予備試験受かった猪俣大輝さんとアガルート講師の対談動画があったけど猪俣氏は1年目からマネオプを利用し、適宜勉強の修正を学習初期段階からして短期で受かったと仰っている。アガルート講師も「何年もたってからでは修正しにくい」と言っており猪俣氏も「そうですね」と言ってた。

 

 

まさしく自分のようなタイプが合格からほど遠い人間ということになる。やみくもに長期間勉強していて色々な教材に手を出し始めて根っこの部分がまだぐらついている状況だからである。また私の予備試験の論文の再現見直す度、ズレたことを多く書いて合格者の思考方法と違う方向に、問いに答えず自分が無理矢理書きたい論述を書いてる…という感じになっている。

 

 

例えば、行政法の設問2の手続違反でなんとなく重大な手続違反かどうかの理由提示の論証使うと思い込んで行政手続13条の聴聞手続といった的外れなことを書いてしまってて諮問手続の22条があるのに使わず問いに答えていない状況になっている。

また、会社法の設問1で適正価格と書いてあり423条の損害なしとすべきなのに取引したこと自体が損害だといって423条責任を肯定するといったひねくれた考え方をしている。

 

そして合格者の勉強方法とはズレた勉強をただダラダラしている。

 

したがって、司法試験ないし予備試験受かるためには、まず自分が合格から一番遠い人間であるということを自覚すること。個別指導でも何でもいいから修正して貰う機会を受けること、答練を沢山受けて自分の悪いところやクセを自覚して修正すること、もしくはローに行く、一から講座を聴き直すか、予備校テキストを余計なことを考えず「ここわかってるから復習しなくていい」とか考えず一から丁寧に復習すること、中途半端な知識をつけず穴をなくす勉強をすること あとSNSで伊藤塾はダメだ、合格するためには~したほうがいいなどの意見が飛び変わっているけど俺みたいなタイプは間に受けすぎないようにすること SNSはみすぎないようにすること

 

が大事だと思う。

 

 

↑こういう合格者の意見もあるけど、こういう小手先のことやってても仕方ないのではないかとも思う。伊藤塾だからダメ、アガルートなら受かってたという話でもなさそうだし私のようなタイプなら気にすべきポイントはズレている気がする。もっと根本的な実力がないから失敗している感じだと思う。アガルートでも「今年はアガルートがダメ 辰巳生なら書けた」とかなってくる年も出てきそうですし。今年もパンデクテンやっしさんみたいに伊藤塾生で論文合格濃厚の答案書けている人多くいるみたいだし、必ずしもこの塾がダメという話ではないと思う。飛翔さんもスクールをころころ変えるならロー行った方がいいと言っていた。

 

短答なら時間かければ早かれ遅かれ雑な勉強でもいずれ合格できるけど論文は対策しっかり考えないといけない。初期段階から丁寧に勉強せず5年くらい放置してて自業自得だが変えたい。

 

クソみたいな人生を変えれるのは自分しかいない (ドラゴン桜の名言)

 

 

そいえば、このまえ司法試験の本試験あったけど合格率は45%だった。予備ルートの合格率は98%で厳しすぎるからロー行った方がいいのだろうか…5回の受験資格のうち1回で決める気概でいかないとダメだが受かって法曹になりたい。

 

高校の時、俺を散々いじめて「学校から家に帰るの面倒だから~駅までタクシーで帰ろうや」とか言って無理矢理タクシー代払わせたり皆の前でさらし者にしてバカにしたりしたアイツが司法試験5回落ちて失権したみたいだけどソイツとまた戦うことになるだろう…あいつには負けたくない。