(承前)
昨日お話しできなかった番組とは、
7日(土) 22時30分からBSプレミアムで放送された
シリーズ名盤ドキュメント
キャンディーズ「年下の男の子」である
NHK BS4Kで9月24日に放送(全く気づかず ヾ(^^:;)...)
され、好評を受けてBSプレミアムで放送された。
「名盤」というくらいで、1枚のアルバムを取り上げ、
関係者の証言を聞くという番組なら、過去、BSに
いくらでもあった。
しかし、マニアックさでこの番組は、他とは比較に
ならない。
なにせ、原版のマルチトラックにまで遡って分析する
のだから
無論、実際には貴重なマスターを再生するのでは
なく、デジタル化したものを聴いたのだろうがね。
「ワンピース」の単行本(初版)は大事に保存し、
普段は電子化されたものを
タブレットで読むようなものだな ヾ(^^:;)...
まずは、キャンディーズのデビューから、5thシングル
年下の男の子に至る迄を解説。
'73年9月1日に「あなたに夢中」でデビューしたが、
デビュー曲は36位、2ndは29位、3rdは46位、4thも
40位と低迷。
「スーだけ残して解散」と言われていた75年4月21日に
アルバムが発売、収録曲である年下の男の子は先行
シングルとして発売された。
この時、センターがそれまでのスーからミキに交代。
「センター交代」となれば、出て来る
のは、この人以外に誰がいようか c(^、^ )ヾ(--:;)...
センターが誰かを、そののち
さて、ここからマルチトラックの再生が始る。
まず、全チャンネルを聴き、次いでランの
ボーカルのみを聴く。
ダブルトラックだ。
ランの声は細いが、と音楽Pの松﨑澄夫
続いてボーカルとコーラス、即ち3人の声のみ
の再生。
早い話、カラオケの反対だ
その上手さに惚れ惚れする ヾ(^^:;)...
楽曲は、作曲した穂口雄右が解説
レイ・チャールズの「Hallelujah I Love Her So」
が元ネタだと明かす。
1時間番組を全て紹介できないので、
一部をはしょって、先へ行く ヾ(^^:;)...
後半は、同アルバムのA面1曲目「春一番」。
ここでも、ボーカルのみを再生
これぞキャンディーズの真骨頂ともいうべき、
ハーモニーが聴けた。
いやハーモニーというのすら違うかも知れない。
3人で歌っているのに、1つの声に聞えるのだから。
番組内で語られたことそのままの印象を小生も
持った
そして、穂口が断言する
とどめは、マーチン・フリードマンによる、あの
極めて印象的な冒頭のギターソロの解説
リンゴ追分と同じ音階だ
ロックンロールでなくアジアっぽいメロディーだ
と指摘する。
ソロを弾いたギタリストも、その分析力に脱帽する。
僕は昭和22年生れで
更に、春一番のシングル発売はしかし容易では
なかったというエピソードが語られる。
そこで、シングル盤用に音を追加。
再び、アルバムVer.とシングル化の際に音を追加
したトラックを比較して聴く
番組は最後、キャンディーズの解散まで行くのだが、
そこはおなじみだ。省略して問題ないだろう ヾ(^^:;)...
いや、とにかくマニアックで感心した。
昨日、1週間で30番組録画したと書いたが、
結局、10月第1週の週間守澤賞は
「シリーズ名盤ドキュメント」
年下の男の子
だった c(^、^o) ウム
ふと、乃木スタを思い出した c(^0^o) !
録画やBDをお持ちでない向きもスカパーを視聴
可能であれば、今週土曜(金曜深夜)の午前0時
から歌謡ポップスチャンネル(298ch)で
「乃木坂スター誕生 #2」の再放送がある。
歌唱曲は以下のとおり
年下の男の子 (璃果、柴田、筒井)
夏色のナンシー (清宮)
男と女のラブゲーム (弓木、ダイヤモンド☆ユカイ)
なんという偶然! c(^、^ )ヾ(--:;)...
また、来月発売の新・乃木坂スター誕生BDBOXの
第4巻収録の#39では
遠藤、柴田、筒井 vs 池田、一ノ瀬、小川
による「ハートのエースが出てこない」と上記の
春一番が歌われている。
春一番は、4期5期シャッフルでの歌唱だ
久しぶりに、キャンディーズを聴き返す
ことになりそうである ヾ(^^:;)...
でわ、また~ (^.^)/~~~