今更の4チャンネル  ヾ(^^:;)... | 小生の掲示板2

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アイドル(坂道シリーズ)を中心に趣味について書いています。
ブログなのに掲示板なのはTeaCupの掲示板から移動したから ヾ(^^:;)...

昨日お話しした、サイモン&ガーファンクル・・・

まあ、小生らの世代は
  「サイモンとガーファンクル」と
          言っていたものだが c(^、^ )ヾ(--:;)...


中学生の時、洋楽好きの同級生とビルボードのチャート
について話していた時、小生が

     今、上昇中なのは
      「エブリデイ・ピープル」だね
          スライ&ファミリー・ストーンだ>c(^0^*)


と、言ったら、その級友が

 (;゜m゜)<えっ? 俺は、今の今まで
       「スライト・ファミリー・ストーン」だと
           思ってたぞ!           
                      違うっ! c(>_<。) *バシッ

ということがあったっけ ヾ(^^:;)...


そのサイモンとガーファンクルのレコードには、お話し
したとおり、ステレオとモノラルが存在するわけだが・・・


実はもう一つある c(^、^ )ヾ(--:;)...


それは4チャンネル・レコードである。

1970年代初頭に、オーディオ・メーカーとレコード会社
が普及に躍起になったシステムだ。

結局失敗したがね ヾ(^^:;)...


レコードの溝は左右の2チャンネル分しかない。そこに
4チャンネル分の信号を入れて溝に刻み、元に戻して
再生する。

即ち、「4 → 2 → 4」だが、その方法を各社が我が社の
方式(規格)こそ最善と提案していた。


しかし方式が乱立しては普及などするはずもないので
1971年に業界で統一規格を作成した。

だが、ソニーだけは自社の方式を貫き、この統一規格に
参加しようとしなかった。


自社独自の規格を開発し、それをデファクトスタンダード
にしようとゴリ押しして失敗するのは、80年代のベータ

マックスに見るまでもなく、ソニーの「お家芸」と言える。

ま、たまには3.5インチフロッピー
      の様な例外もあるけどさ c(^、^ )ヾ(--:;)...


そのソニーの4チャンネル「SQ」方式のLPを
           新宿アルタのHMVで発見 □c(^0^o) !
 

サイモンとガーファンクル、サンタナ、アンディ・ウィリアム
ス、ブラッド・スウェット&ティアーズ、リン・アンダーソン等、
当時のトップスター(古いか ヾ(^^:;)...)が勢揃いだ。

誰も買わないから、550円だった。


最初にスピーカー2つでかけてみたが、聞き慣れた曲
(明日にかける橋、ブラック・マジック・ウーマン、スピニング
 ・ホイール等)が、別物のミキシングで、位相もおかしく
   5秒と聴いていられない 
                  モーいいっ! c(>_<。) *バシッ
          

しかし、誰も責められない。そもそも
      正しく再生していないのだから σ(--;) ククッ


しかし50年前のレコードはあっても、4チャンネル化、即ち
「2」を「4」にする、50年前の装置はもはや入手不可能。

具体的に社名をいうが、ビクターの製品だったら50年後
 の今も動作する可能性がない事もないが
      50年前のソニー製品は絶対動かない ヾ(^^:;)...


AVアンプのドルビー・サラウンドを流用という手もあるが
「5.1 →  2 → 5.1」(しかもデジタル)は、根本的に考え方
が異なる。

DTSの方式の一部に互換性があるらしいが、
     そんなAVアンプ持ってない ∩(^0^)∩ オテアゲ~


仕方ない。
残る方法は、スピーカーマトリックスだ。
      どうせ、雨で外出できないし・・・ c(^、^ )ヾ(--:;)...


拙宅には使っていないスピーカーはいくつもあるので、
それをリア側(サラウンド側)に置き、アンプとの結線を
普通とは変えて、4チャンネル化する方法を採った。


接続の仕方は、詳しくは述べない。
             興味のある方は検索を ヾ(^^:;)...


余談:

これは80年代の話になるが、このスピーカーマトリックス
について友人と話していたら、その友人の友人(名前は
伏せる)にアニメージュの編集者がいて、同誌に連載
されていた、AV(オーディオ・ビジュアル)関連の記事に

   但し、この方式はサンスイのアンプなどでは
   ショートする事があるので注意

と、メーカー名を出した文章が掲載されてしまった。

幸い、サンスイ社員は誰もアニメージュを読んでなかった
らしく、問題にはならなかったようだが・・・

(信じる信じないは、あなた次第 c(^、^ )ヾ(--:;)... )。

     
無論これは正しい再生方法ではないが、この方式でも
4チャンネル再生は可能で、当時「無線と実験」の様な
技術雑誌でも取り上げていた。

更にひと工夫して、特許を取った一般の人もいて、
その人の文章が無線と実験に載ったが、その中で
 
   私もQS-1(サンスイの4チャンネル機械)は欲しいが
   予算もなく買えないので、この方式を考えた

と、正直に書いていたのを思い出す ヾ(^^:;)...


さて、4チャンネルレコードをかけてみる _ヘ(^^ヘ)


明日にかける橋は、4チャンネルがどうこうより先に、
  溝が傷んでいて、聴くに堪えないので飛ばすc(><o)

どうなることかと思ったが、他はそれほど傷んでいない。


ブラック・マジック・ウーマンは、サンタナのギターがいわば
「宙に浮く」印象で4チャンネルらしいといえばらしいが、
いささか音の安定感を欠く。

スピニング・ホイールは、4チャンネル用に作ったのかは
不明だが、別録音。一番の違いは、間奏のトランペットが
ギターソロに差替えられ、随分印象が変る。

これはまあ、70年当時としては良く出来ていると言えよう。


それ以外は、特に述べない。察してくれたまえ ヾ(^^:;)...


尚、このスピーカーマトリックスは、音源がステレオ音声で
ありさえすれば、サラウンド化が出来る。


試みにM-ONの乃木坂神宮ライブを再生すると、フロントに
は歌声が定位し、コールはサラウンド側に回る。


おひとりさま天国を再生すると

  (o´∀`)< (o゜∇゜)<超絶カワイイ! なぎちゃ~ん!

は、ステレオ再生時より、明らかにはっきり聞える。


ま、コールがはっきり聞えたから、それが何だ?
              と言われればそれまでだが ヾ(^^:;)...


強弁すれば、スピーカーマトリックスとはかように、50年
を行ったり来たり出来る方式と言えなくもないが、あまり
お奨めは出来ない。

「ノスタルジーに浸りたい」という
           ご高齢の方は別だがね c(^、^ )ヾ(--:;)...
      

でわ、また~ (^.^)/~~~