気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい










S side






あれから…

少し奮発して…

俺は…高級ホテルを予約した…



そして…チェックインまでの間に…

観光にでも繰り出そうと…先に荷物を預け…

ホテルのカウンターで…手続きを済ませた…



島の観光船と…海のアクティビティ…

早々に…ホテルから出るシャトルバスへと乗り…

船着き場へと向かった…



車内は…家族連れやカップルばかり…

男一人旅は…俺ぐらいなもんだな…w



『出発しま〜す!〇〇観光の方はこちらです!』

観光船は…さほど制限のない…フリープランにした…

移動時間さえ守ればオッケーの観光だ…



まぁ…観光と言っても…

誰に…土産なんて買う訳でもなく…



常夏の海…抜けるような青い空…暖かい風土…

それを…思う存分…満喫した…





グゥ~…

『ぁ…』

飯の時間…か…



俺は…飲食店には入らず…



ごそごそっ…

バックから箱を取り出し…



『フフ…///』

サトシさんから頂いたお弁当を持って…

浜辺へと降りた…



『っと…』

木陰があるベンチへと…腰を下ろし…



『頂きます…』

パチッ…

感謝を込めて…手を合わせ…

早速口に…



パクッ…!

モグモグモグ…



『あぁ…旨ぇ…///』

やっぱ…

めちゃくちゃ旨いな…///



ひと口ひと口噛み締めながら…

玉手箱ならぬ…サトシさん弁当をたいらげた…





『どうもご馳走様でした…///』

パチッ…

再び…感謝を込めて手を合わせた…





ジャーッ…!



その後…トイレへ…

ついでに…手洗い場で…

さっき食べた弁当の入れ物を洗った…



『どうしよう…///』

この入れ物…

そのまま頂いても…?



『そうだ…』

ザサァッ…ザサァッ…



『これ…良いんじゃね…?』

カランッ…



俺は…メルヘンチックにも…貝殻を探し…

旅の思い出にと…その入れ物へ貝殻を詰めた…