気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240321/16/shosato3104/03/d4/j/o1080108015415725875.jpg?caw=800)
S side
コンコン…
『はい…』
部屋をノックする音に…返事を返した…
カチャッ…
『義兄さん…ちょっといい…?』
『なんだ…?』
珍しく…和が話し掛けてきた…
『ちょっと…緊急事態なんだ…』
『は?』
どうせ…ゲーム関連だろうと…
適当に流そうとしたら…
『智から…体調悪いって…連絡来て…』
『智くんがっ…///!?』
嘘だろ…!?
さっきまで一緒に居たのに…
そんな様子は微塵も…///
『義兄さんに気を遣ってるのか…知らないけど…』
『そんなっ…///』
まさか…和に連絡するだなんて…///
『取り敢えず…俺…予定あるから…』
『了解した…』
いや…経緯はどうでもいい…
兎に角…智くんの所へ…
俺は…急いで智くんの自宅へと向かった…
カチャッ…バタンッ…
ギシッ…
ギシッ…
自宅玄関を開けて…階段を上がり…
カチャッ…
部屋の扉を開けた…
『もぉ…遅ぃ…っ…///!?』
『ふはっ…ゴメン…///?』
バサッ…!
智くんが布団を捲り…
俺の方を見ながら…ちょっと不貞腐れていた…
『っ…しょぉさんっ…///!?』
『智くん…大丈夫…?』
なんだか…驚いているような…?
『大丈夫…って…へ…///?』
『いや…和から聞いて…』
もしかして…
和から…何も聞いていなかった…?
いや…そんなことより…
ギシッ…
『あぁ…確かに…顔が赤い…』
『っ…///!』
ベッドへと腰掛けて…
智くんの両頬を包み込んだ…
『ぁ…///』
『ん…熱は…ないみたいだけど…』
とんっ…
念の為…額を合わせて確認した…
『体調の事…気付かずにゴメンね…?』
『それは…違っ…///』
先ずは謝らないと…
もぞっ…///
『我慢…しないで…?』
『うぅ…っ…///』
これからは…1番に…俺を頼って欲しい…
『恥ずぃ…っ…///』
『え…?』
でも…顔を真っ赤にしたまま…
智くんは…俯いてしまった…
ん…?恥ずかしい…とは…??
蒼