気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい







S side






コンコン…

『はい…』

部屋をノックする音に…返事を返した…



カチャッ…

『義兄さん…ちょっといい…?』

『なんだ…?』

珍しく…和が話し掛けてきた…



『ちょっと…緊急事態なんだ…』

『は?』

どうせ…ゲーム関連だろうと…

適当に流そうとしたら…



『智から…体調悪いって…連絡来て…』

『智くんがっ…///!?』

嘘だろ…!?

さっきまで一緒に居たのに…

そんな様子は微塵も…///



『義兄さんに気を遣ってるのか…知らないけど…』

『そんなっ…///』

まさか…和に連絡するだなんて…///



『取り敢えず…俺…予定あるから…』

『了解した…』

いや…経緯はどうでもいい…

兎に角…智くんの所へ…





俺は…急いで智くんの自宅へと向かった…



カチャッ…バタンッ…



ギシッ…

ギシッ…

自宅玄関を開けて…階段を上がり…



カチャッ…

部屋の扉を開けた…



『もぉ…遅ぃ…っ…///!?』

『ふはっ…ゴメン…///?』

バサッ…!



智くんが布団を捲り…

俺の方を見ながら…ちょっと不貞腐れていた…



『っ…しょぉさんっ…///!?』

『智くん…大丈夫…?』

なんだか…驚いているような…?



『大丈夫…って…へ…///?』

『いや…和から聞いて…』

もしかして…

和から…何も聞いていなかった…?



いや…そんなことより…



ギシッ…

『あぁ…確かに…顔が赤い…』

『っ…///!』

ベッドへと腰掛けて…

智くんの両頬を包み込んだ…



『ぁ…///』

『ん…熱は…ないみたいだけど…』

とんっ…

念の為…額を合わせて確認した…



『体調の事…気付かずにゴメンね…?』

『それは…違っ…///』

先ずは謝らないと…



もぞっ…///



『我慢…しないで…?』

『うぅ…っ…///』

これからは…1番に…俺を頼って欲しい…



『恥ずぃ…っ…///』

『え…?』

でも…顔を真っ赤にしたまま…

智くんは…俯いてしまった…



ん…?恥ずかしい…とは…??