気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい







N side






帰ってくるなり…



『気持ち悪っ…』

『か…っ…和っ…///!?』

義兄さんの顔を見ながら…

ひと言…吐き捨てるように伝えた…



『ふはっ…///』

笑って誤魔化そうとする義兄さん…



智のこと…

別に…譲った訳でもないけれど…

アイツの幸せの為に…と思っただけ…



だけど…

女しか知らない…遊び人みたいな義兄さんが…

同性で…しかも…恋愛初心者の智のことを…

そんなに上手く気遣えるだなんて…

疑念は拭い切れないまま…



まぁ…智が幸せなら…良いけど…





♪♪♪…

俺は…久しぶりに智に電話を掛けた…



♪♪♪…

今…家に居るはずだよな…?



♪♪♪…


『…っ…はぃ…///』

『おせぇよ…』

ったく…



『ご…めんなさ…ぃ…///』

『はぁぁ…別に…謝んなくていいって…』


相変わらず…だな…w



『か…和…くんっ…///』

『何…?』

ん…?



『た…助け…てぇ…///』

『っ…!?』

まさかの…ヘルプ…!?

こんな俺でも…智の助けになるならと…

心配した矢先の…コレ…



『どうしたっ…智!?』

『ぅ…和くん…っ…///』

声が…いつもと違う…





『はぁ///!?』

『っ…///!』

おいおいおい…

人を心配させておいて…

説明を真剣に聞けば…///



ソレ…俺に…聞くのかよ…///

つい…呆れて…大きい声を出していた…



『知らねぇよ…』

『そんなぁ…っ…///』

勘弁してくれよ…///

俺の気持ちにもなれって…



『あぁ…いや…分かった…』

『へ…///?』

ふふ…そうだ…w



『そっちに行くから…』

『ぅ…ん…///』

俺じゃないけど…



『勝手に…上がっても大丈夫…?』

『ぅん…今…誰も居なぃ…///』

行っても…問題はないはず…



『じゃあ…』

プツッ…

そう言って…通話を切った…



『ふぅぅ…///』

本当に…世話が焼ける親友だな…///





コンコン…

『はい…』



カチャッ…

『義兄さん…ちょっといい…?』

『なんだ…?』

俺は…義兄さんに声を掛けた…