気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい







S side






これは…恥ずかしさからなのか…

それとも…



『ぁ…ご…ごめんなさぃ…っ…///!』

『えっ…?』

智くんが…直ぐに謝ってきた…

となると…



『あぁ…うん…大丈夫…』

『っ…///』

俺は不安になってしまった…

眉を下げ…ポリポリと頭を掻きながら…



ギシッ…



そして…

少し悩みつつも…



ぽんぽんっ…



智くんの頭を撫でながら…

ベッドから離れた…



明らかに…拒否した形の智くん…



本人が…まだ恋心に目覚めていない…

にも関わらず…俺は…



やはり…焦り過ぎた…///

きっと…練習の延長だと思われているのかも…





『智くん…帰るね…?』

『は…ぃ…///』

これ以上傍に居ても…

俺の一方的な想いに…

智くんを困らせるだけだろうから…



『じゃあ…』

『っ…///』

そう言って…

そのまま…振り返らずに…



カチャッ…パタンッ…

智くんを置いて…部屋から出た…





『はぁぁ…///』

参ったな…///



一応…恋人同士にはなったけれども…

無理矢理というか…何というか…

本当はまだ…片思いに過ぎないのかも知れない…



でも…これから…だよな…?

嫌われている訳でも無さそうだし…



いや…嫌われる可能性も…あるか…///



傷付けないように…大切に…

智くんを必ず振り向かせるから…



そして…いつか…





『しょぉさん…好き…///』

『智くん…っ…///』

フフ…



『気持ち悪っ…』

『か…っ…和っ…///!?』

俺の顔をジッと見ながら…

吐き捨てられたセリフ…



『ふはっ…///』

俺は…笑って誤魔化した…