気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい







S side






ギュゥッ…!



『っ…///!?』

『何…?鬼ごっこ…??』

そのまま…抱き締めて…

腕の中へと収めた…



そして…耳元で囁き…

優しく伝えれば…



ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…///



聞こえる鼓動は…走ったせいなのか…

それとも…



『俺…走りは得意だからさ…♪』

『ぅ…っ…///』

漸く捕まえた…

ずっと会えなかったし…



『フフ…///』

『ぅぅ…っ…///』

でも…

智くんの様子が…



『ん…どうした…///!?』

ドキッ…///



顔を覗けば…

ポロポロと涙を溢していて…



『和くん…が…っ…///』

『ぇ…和が…どうかした…?』

そう言って…

せきを切ったように口を開いた…





とん…とん…とんっ…

『そうか…辛いよな…』

『ぅ…///』

それから…話をじっくり聞いて…

俺は…智くんの背中を優しく撫でた…



話し切ると…スッキリしたのか…

涙も消えて…



『落ち着いた…?』

『は…ぃ…///』

あぁ…良かった…



ドキドキ…ドキドキ…///



けれど…心臓の音は…

まだ…ハッキリと大きな音を立てていた…