気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい







S side






あの日以降…



『連絡無し…かぁ…』

俺は…携帯を握り締めていた…



『はぁぁ…嫌われたかな…』

調子に乗り過ぎたのかも…

仕方無いか…



それでも…

智くんから…掛かってくるのを待つしか…



ふと…思い出すのは…///

智くんとの…キス…///





♪♪♪…

ん?



♪♪♪…

もしかして…



♪♪♪…

『…っ…はぃ…』

『おせぇよ…』

隣から微かに聞こえる声…



『ごめんなさ…ぃ…』

『はぁぁ…謝んなくていいって…』

智くんだ…///



『来れるよね…?』

『ぅ…ん…』

此処に…来るのか…?





暫くして…

家のインターフォンが鳴った…



和…?

なんだ…せっかく来てくれたのに…

出ないのか…??



『ぁのぉ…っ…』

『あぁ…いらっしゃい…開いてるよ…』

代わりに出ると…

俺は…ロック解除のボタンを押した…



そして…上がって来た智くんが…

玄関扉をノックして…



ガチャッ…!

『こんにちは…いらっしゃい…』

『ぁ…ど…どぉも…こんにちわぁ…///』

扉を開けて…出迎えた…



『久しぶりだね…』

『ぁ…はぃ…っ…///』

なんだか照れた様子の智くん…

俺は…笑顔で顔を覗き込んだ…



『フフ…どうぞ…?』

『んぁ…///』

ソッ…



そして…

立ち尽くしてた智くんの腰に…

手を回し…部屋の中へと招き入れた…



『智くん…勉強捗ってる…?』

『へっ…///?』

耳元で…囁くと…



『な…なんとかっ…///』

『フフ…そうか…』

少し焦った様子で返事が…w

迷った…かな…w



コンコン…!

カチャッ…



『和…智くん来てるぞ…』

『ん…義兄さん…有難う…』

なんだ…新しいゲームに夢中か…?

俺達の方に見向きもしないだなんて…



『フフ…またね…?』

『っ…///』

まぁ…関係ないか…

智くんに逢えただけでもな…///



『智…早く…!』

『ぁ…ぅん…///』

たたっ…



和に呼ばれて…

智くんは…部屋へと入った…



『さっき…また…なにか言われた…?』

『ぇ…?ぅぅん…別に…///』

扉越しに聞こえる会話…



『そう…じゃあ…いいや…』

『……///』

和…

何か気付いたのか…?



アイツ…感だけは良いからな…