気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい






S side





その日以降…



『和…お前…変わったな…』

『は?…何いきなり…』

和の表情が…柔らかくなった…



『フッ…あの子のお陰…か…』

『っ…///』

俺は…独り言のように吐き捨てて…

思わず…笑みを零した…



『色々…悪かったな…』

『義兄さん…』

和には…和なりの悩みがあったんだろうな…



俺達は…本当の兄弟でもなければ…

最初の第一印象も最悪だったから…

大きく溝が出来てしまっていた…



『智くん…だっけ…?良い子だよなぁ…』

『まぁ…そぉだね…///』

良い友人を持ったな…



『ふはっ…それに可愛らしいっていうか…』

『っ…!?』

甘い香りを纏った…

優しく笑う…魅力的な子で…



『まさか…義兄さん…』

『ん…?』

和が…何かを言い掛けて止めた…



『気持ち悪いだろ…何だよ…w』

『いや…別に…』

聞き返すものの…

はぐらかされて…



『あぁ…あのさ…彼女いるの…?』

『彼女…まぁ…一応…?』

なんだ…

いきなり…そんな事を…

誰か紹介して欲しいのか…?



『そ…そうなんだ…なんだそっか…w』

『フフ…和もゲーム以外に興味が出てきたんだな…』

良かった…本当に…

漸く…外にも目を向けだしたか…



ポンッ…

俺は…和の肩に軽く触れて…



『いつでも協力する…』

『え…ぁ…どうも…?』

そう…伝えた…