明日までに目を通す原稿が有って

先に寝てな……
ん…わかったオヤスミしょお君…

後ろからハグされて頬にキスを落とされる…
早く柔らかい潤を抱いて眠りたい……
…しかしながら読み進めなければならないモノ達………

拷問だな…

肌にまとわりつく潤の残り香に落ち着かない…
頭をスッキリさせる為に潤が入れてくれたミントティーを飲む…

ガムみてぇだな(笑)

潤を頭の片隅に寄せて…
難しい原稿を頭に叩き込んで、
明日の打ち合わせまで少しは眠らないと…
潤を起こさないようにベットに滑り込むと俺と分かるのか?
胸にすがりついて来る…

ふ…
寝てても甘えてくんだよな…

満足した俺は潤を抱きしめてウトウト……
眠たい…
良い香り…
柔らかいなぁ………


……ャダ…
カズ……


は?
カズ?


んっ……だめ…


おいおい…
一気に眠気が覚めた…
カズってなんだよ…
………
すがりついて眠る潤を剥がして俺はベランダで風に当たる…


なんだよ…
クソ……
寝言とか……








……しょお君。
潤??
しょお君!!
ぉっと!!!!







振り向きざまに俺に飛び込んでくる… 

潤どした?
泣いてんの??

抱きしめたら震えてて…

……カズが…

ぁ…おお…ニノ?

しょお君の事……
連れてっちゃったぁ!!


は?

しょお君と手繋いでどっか行っちゃった……

は?
えと…………
ん??

だからね…
夢だったからね
良かった……





そか…
そーか良かったよ…
俺は潤のモノでしょ……?

ん…良かった…
夢で良かった…







寝よっか……
くっ付いて寝る…
はいはい…
明日も仲良くしたい…しょお君と…………
そだな…
いっぱい……スキだょ…
うん
……スキって言って。
潤…
はい…
スキだよ…明日も仲良くしたいよ
ん…




おやすみ…
……す…み





コイツ…
萌え死にさせる気か………