彼から連絡があって、海外勤務自体の上司がご夫婦で結婚式に駆けつけてくださることになりました。

私はお会いしたことがない方ですが、とっても嬉しいです。


今の職場では、個々が独立してオフィスを持っており、個人的に親しい同僚の方々はともかく、

上司・部下などの上下関係があまりない職場に勤めている人なので、

以前の勤め先(実は今も非常勤で在籍しているのですが)からゲストが来てくださるのはとてもうれしいです。

海外からのゲストはこの方だけになると思います。


海外挙式のゲストにまつわる注意事項はいろいろな方のブログで読んだりして参考にしていますが、

海外からゲストを招く場合に注意したほうがいいことについては、

独自に考えなければいけない部分も多いので、これから先方と連絡を取りながら考えます。


昨日彼と話したのは

・通訳の手配

・宿泊場所の選択

・渡航費は誰がどのくらい負担するか


いろいろと調べてここに書いてみようと思います。

実は彼も私も仕事でもしょっちゅう外国人のアテンドをしているので、

こういうことを考えるのは大好きなんですっ!



いよいよ今日は、私の母に彼を紹介する日でした。ラブラブ


母の『お母さんその人に会ったこともないんだけど。。』発言から一カ月、

やっぱりどれだけ二人が乗り気で準備しても、

お互いの家族が賛同して応援してくれないと、準備も行き詰ってしまうので、

当初私の仕事が落ち着く12月中旬を予定していた私の母への紹介は

できるだけ早くしましょう、ってことで1カ月前倒しして、彼の東京出張に合わせて本日に。ばたばたと。


東京になじみがなく、ふさわしい場所のあてがない彼。

仕事帰りなので、できれば職場の近くがいい、という母。

中を取って(?)会食の場所は私が選ぶことに。


といっても、たまたま母の職場近くに、私の親族がいつも法事の後の会食で行く

フランス料理のレストランがあるので、私としては、他に「これ」ってところがなければ

そのレストランでいいと思っていました。


念のためツイッターで「彼がうちのお母さんに『お嬢さんをください』っていうのにふさわしいお店急募!」

と書いたら、同僚や友人がたくさんりツイートしてくださり、数多くご提案をいただきました。

ありがとうございました。

結局当初から念頭にあったフランス料理の店に決めましたが、こういう盛り上がりって、

楽しいですね。


行ったのはこのお店:Ile de passion http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13012192/


平日夜ということでお店は混んでいなかったので、

個室ではありませんでしたが『お嬢さんをください』には適していました。

ただ、フランス料理のコース料理を出す店ならどこでもそうなのでしょうが、

片言の日本語を話すギャルソンが、彼が結婚に関する重要なことを話そうとするたびに

出てきては料理の説明やどうでもいい話をするので、

まあ、私たちは幸せだからそんなこと気にしないんで、いいのですが、台無しでした(笑)


まあ、彼も上記のおじゃまが入った以外は、私から見れば全く緊張もせず

よどみなくぺらぺらと話し、最後のコーヒーも終わったあたりで

取ってつけたように「結婚してもいいでしょうか?」というので、正直も母も「あ、え、はい。。」。。

もおう!新郎かわいくないっ!まあ、頼もしいってことで。。


ちなみに、彼がこの日持ってきてくれたのは、鶴屋吉信の和菓子と、

韓国出張のお土産の岩海苔。渋すぎるよ。

「お母さん、羊かんと海苔あげるから、お嬢さんをください」

無事母に結婚相手を紹介できて良かったです。





週末の彼の来京に合わせて、セッティングしたたくさんのイベント。


中でもクライマックスは、今日の婚約指輪購入でしょう。

すでに目当ての指輪は決まっていたので、あとはサイズを最終確認して、

在庫を確認して、購入するだけ。


最初のころは、婚約指輪なんて、高価なものを買ってもらっても

もったいなくて着けなくて、かえってもっともったいないことになるだけだから、いらない

なんて言っていた私ですが、いざもらうことになると、やっぱりこの上なくうれしいものです。

何よりも、結婚する実感を持つためには、こうやって形で示すのは

思った以上に重要ですね。


式場のプロデュース会社から徒歩で行ける場所に目当てのジュエリーショップがあるので

閉店間際に滑り込み。

有名な箱の色と全く同じ赤一色の内装のエレベーターを降りて、

地下のサロンで、目当ての指輪の、ダイヤモンドのカラット数の違うものをいくつか試着させてもらいました。

また、念のため、このショップが出している3つのデザインの婚約指輪のうち、

目当てのもののほかに、もうひとつそれと同じくらい人気のある別のデザインのものも出してもらいました。


何度も何度も試着して、

手元だけを鏡で見てみたり、

手元を顔に寄せてみてみたり、

全身が映る鏡で見てみたり


気長にアドバイスしてくれたお店の方、本当にありがとうございます。

さすが世界を代表するジュエリーショップの販売員さん。

何が一番感動したって、これです↓


幸運にも在庫がお店にあったので、やろうと思えばその場で購入し、プレゼントしてもらうこともできたのですが

あらかじめ演出された、忘れられないシチュエーションでもらいたい、という私のたっての希望で

あわや、このまま彼が指輪をお預け状態で持ち帰るか?の状態に。

すると販売員の方が「イニシャルを彫りこむこともできますよ?3週間ほどお時間かかりますので、

今日のお持ちかえりでもなんですし、いかがですか?」


というわけで、購入する指輪を決定し、掘っていただくイニシャルを予約して、お店を後に。

婚約指輪はお給料の三カ月分、という触れ込みを真に受けて指輪を買った彼。

彼がお金も思いもこれでもかと注ぎ込んでくれた指輪と愛を真に受けてご満悦の私。


購入した指輪はこちら・ヒストリーも必見。

⇒http://www.bridal.cartier.jp/#/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%AB/%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A/n41976-%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A

昨日はこまばアゴラ劇場がある、駒場東大前商店街の夏祭りで、私は勤めて6年になるけど、今年初めて出店のお手伝いをした。

今年アゴラに頼まれた出店は焼き鳥でタレのみ、1本100円。売り場のメンバーは「かこ」のおじさん、お米屋のお兄さん、ランチハウスのマスター、どなたか忘れちゃったけど商店街のおばさん、東大の駒場祭実行委員の学生さん、そして演出部の谷さんと私。


6時に本部に行くと、東大電気のおじさんが実行委員なのか、数人の商店街のみなさんと待機。

売り場では、すでにかこのおじさんとお米屋さんがいて、串に刺した鳥肉が2000本あるという。お客さん以外の立場ばでこの方々に接するのは初めてだけど、いきなり下の名前で呼んでいいよと言われ、かなりフランクな人たちだった。焼き方を教えてもらいさっそく鳥を並べて焼き始めると、早くもお客さんがひとりふたりと来店し、あっという間に列ができた。そういえば、私も例年はこの長蛇の列に並ぶうちの一人だった。悠長に焼き鳥体験を楽しんでいる暇もなく、まるで機会のように「いらっしゃい」「たれ○本!」「○○円ちょうだいします」「袋入りますか?」「ありがとう」のリピートマシーンに。お米屋さんがビールを持って戻ってきてくれ、同じ接客業だけに「レジの前に列ができると焦りますよね」という話で盛り上がる。ランチハウスのおじさんはさすがになれた手つきで、私の2倍以上の速さで、売りさばいていった。


アゴラでも公演初日だったこともあり、駒場の住民のみなさんだけでなく、演劇を見に来た方々も多数来店。アゴラの同僚たちも買いに来てくれて勇気づけられた。何より、いつも私がお世話になている駒場東大前商店街のお店の方々が、今日は私のお客さんになっていることがたまらなく楽しくて、いちいちからんでしまった。自分でもかつてないほどのテンションで、劇団の制作よりも、お祭りの売り子のほうが性にあっていると確信した。なぜもっと早くこの仕事にであっていなかったのか。。。わっしょい!


お祭り終了の9時を前に、焼き鳥完売。終了後、市澤文具のおじさんが「イーグル」で飲んでるからいらっしゃいとさそってくれたので、いってみると、東大電気のおじさんや、郵便局の局長さん、商店街の若いお兄さんたちも勢揃いで、太田屋のおばさんがビールやお菓子などをふるまってくれた。商店街のおじさんたちは、当然幼少のみぎりの平田オリザくんのこともよく知っていて、「今日はは名古屋でロボットの劇の練習してるから、来れないって、ママさんから聞いたよ、お祭りに来れなくてかわいそうだね!」と全くの小学生扱い。他にも、東大電気のおじさんがお店を継ぐ前にやっていたお仕事の話、戦後すぐはみんな仕事がなくて進駐軍(今NHKがあるところ)にお勤めにでていたことなど、町について貴重な話をいろいろと聞かせてくれた。


どれだけ世界中から注目されても、こまばアゴラ劇場はあくまで駒場の小さな商店街の中にある劇場で、町の人たちの理解があって成り立っている、ということを実感しつつ、このひとたちに踏み込んでいく絶好のチャンスと思ってすかさず『砂と兵隊』のチラシを事務所からとってきて配った。びっくりすることにおじさんたちは一度もアゴラ劇場の中に足を踏み入れたことがないという。郵便局の局長さんが、「よし、今度みんなで見に行こう」と声をかけてくれた。絶対にこのチャンスを逃したくない。せっかく仲良くなれたのだから、ぜひ今度はアゴラに演劇を見に来てほしい。





Life is a flying Theatre!!!-駒場のお祭り