男子テニスのSAPオープンは米カリフォルニア州で行われ、日本選手として16年ぶりにツアー優勝した18歳の錦織圭(にしこり・けい=IMG)が、シングルス1回戦で世界ランク96位のディエゴ・ハートフィールド(アルゼンチン)に7-5、6-3でストレート勝ちした。

試合後の会見で大リーグのイチローや松坂大輔と比較されても何食わぬ顔で、大器の片りんをうかがわせた。
21日の2回戦では2003年の全米オープン覇者で同6位のアンディ・ロディック(米国)と対戦する。

いきなりのビッグマウスだ。

楽々と1回戦を突破した錦織は、米メディアから「日本を飛び出したイチローや松坂大輔らから得られるものはあるか」と質問を受けると、「ジャスト・テニス(自分はテニスだけ)」と答え、「特に見習うことはありません。

野球には興味がないので」と英語で返した。


テニス界の女王、マリア・シャラポワ(ロシア)らを輩出したIMGアカデミー(フロリダ州サラソタ)に4年間テニス留学していただけあり、英語はお手の物。試合後の会見を英語と日本で2度行い、「今日の試合を勝てたのは、ロディックと試合をしたかったから。

彼が、僕のプレーを見ていたので、緊張した。

最初の2ゲームは体がコチコチだった」と笑顔をのぞかせた。


ツアー優勝したデルレービーチ国際選手権から、9日間で計8試合と疲れはピークだが、2回戦で対戦する第1シードのロディックに「若くて、タフな少年と対戦するのは楽しみ。

2週間前は世界ランク244位(現131位)だったんだって? 

彼は自信たっぷりに見える。ツアーを勝って一人前になったんだな」と言わしめるなど注目度は抜群。テニス界の新星は、高速サーブが武器の強豪から大金星をさらう。


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