キムタクドラマ視聴率23.8%のワケ
キムタク こと木村拓哉主演の春ドラマ「CHANGE」の初回視聴率が、23.8%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで判明しました。
通常4月からスタートする春ドラマをゴールデンウィーク明けの5月12日に設定し、木村拓哉さんが総理大臣になるというストーリーで今春最も注目を集めたドラマ。しかし、仲間由紀恵さん主演のドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)の初回視聴率26.4%に及びませんでした。
その理由としては、まず政治ドラマ自体数字が取れないというジンクスがあります。過去、石橋貴明さんが2001年に主演した日テレの政治ドラマ「レッツゴー!永田町」も第一話の視聴率が12%、平均視聴率は9.6%と大コケし、石橋貴明さんがスタッフに対してブチ切れたというのは有名な話です。結局、10話で打ち切りとなってしまいました。
その次の理由としては、内容が薄いということです。「CHANGE」の第1話は、キムタク が選挙に出るという話ですが、普通与党の補欠選挙であれば、与党の派閥が地元後援会とともに選対を仕切り、さらに党本部の人間がかき集められて行うのが普通です。
補欠選挙は総選挙とは違い、総裁や閣僚、幹事長を初めとした党幹部や派閥の領袖などが揃って応援にかけつけます。しかしそういった描写も一切なく、選挙プランナーの阿部寛が一人で選挙事務所を仕切るなんて実際にはまったくありえない話です。
そういった現実離れした設定も、コアな政治マニアを落胆させました。
つまり、ライトな層もコアな層も両方とりこぼすという非常に中途半端なドラマになってしまっているのです。
現在の福田内閣の支持率は約18%ですので、キムタク内閣 はそれを上回ったとはいえ微妙な船出といえるでしょう。
『ヤバイ、昨日の「CHANGE」まじ見逃したんだけど・・・」という人は、「CHANGE」のエンディングからマドンナの「マイルズアウェイ」 をどうぞ。