麗しの皆さま
ごきげんよう
高野山で
授戒を受けてきました。
今日は旦那さんが
有休を取っていたのです。
場所は大師教会にて。
朝10時の授戒を申し込むと
私たち夫婦の貸し切り状態。
ろうそくの灯りだけの
暗いお堂で行われます。
暗闇に浮かびあがる
阿闍梨さまのシルエットは
まるで仏さまの如く。
シルエットからだけでも
福耳でいらっしゃるなぁと
わかります。
とても穏やかなお声の
阿闍梨さまでした。
涙もろいわたしは
途中から
なんだかうるっときまして。
すると‥
涙目になっているせいか
ろうそくの灯りが
より幻想的に見えまして。
ろうそくから
何本もの細い放射線状の
光線がこちらに向かって
長ーく伸びているのです。
そして
その光線はわたしに
繋がってくれたのです。
あの何本もの細い光線は
実際に肉眼で
見えていたものだったのか
幻想の世界のものなのか
もはやわかりません。
わかりませんが
どちらでもよいのです。
いずれにせよ
癒しのビームを受けとめました。
ありがとうございます
お授戒は五百円で
受けることができますよ。
10年ほど前には
大師堂で阿字観を受けました。
その当時
時間をかけてとても詳しく
教えてくださったのです。
現在は金剛峯寺や寺院等で
受けることができます。
内容は少し簡素化されているように思います。
今日は平日の
朝の早い時間帯だったからか
朝のお勤め?を終えた
若い見習いの
お坊さんがぞろぞろと
高野山高校?の学生さんも
ぞろぞろと
お堂から
出てきたところでした。
初々しいですねえ
今日は21日。
愛染堂の
扉が開いていまして
中に入らせていただくことが
できました。
奥の院では塔婆を
書いていただきました。
前回は
先祖供養の読経も
お願いしましたが
今回は塔婆だけね。
水向け地蔵では
仏さまに水をかけるのではなく
塔婆に水を向けます。
塔婆を納める仏さまは
今回は不動明王さまに。
こんなことを言っては
なんですが‥
納められている塔婆の量から
どの仏さまが人気なのか
わかりますね。
友人の2人は
ご実家が高野山です。
高野山で生まれ育った
友人たちは
意外なんですが
自分からはあまり
高野山のことは
熱く語らなかったり
するのですよね。
見慣れて
当たり前になっているからかしらね?
聞けばいろいろと
教えてくれますが。
玄関の中に
さらっと
鹿が入ってきたとかね。
以前、友人と一緒に
嶽弁財天に登った時の
山道の途中にて
写真の左奥の棒に
記された数字は‥
みろく ですねー
あら、話がそれましたね。


麗しき人生







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ありがとうございます