キラキラ
麗しの皆さま
ごきげんよう虹キラキラ


氏神様と樹木のお話です。
神社名 ならびに 地域名は伏せますね。


数年前。
友人宅に初めて遊びに行った時のこと。


車を走らせていると‥


友人が住んでいる住宅街一帯が
どうも気持ち悪く感じるんです。


最初は気のせいかも
と思ったのですが
次に遊びに行った際も
やはり気持ち悪いのです。


話しやすい友人ですし
友人は霊が見えたり 
視えない何かを
キャッチできる人なので
気持ち悪く感じたことを
正直に伝えてみました。


今年の春になって
また遊びに行った時のこと。



あれ?

空気の流れが前と違う?


まず、その街に入る
高架下を通った辺りから
新しい旋風みたいな感覚が。


さらに、以前のような 
友人宅迄の道のりの
気持ち悪さがなくなっています。


まるで、
霧がさぁ~っと引いたかのように。



その後、
友人が教えくれた話によると


実は、その街は
地域開発のため数年前から
道路の拡幅工事をしていたようです。
初めて遊びに行った時も
工事中でした。


地域開発にあたって
道路を広げるためには
友人の住む地域の氏神神社の
敷地がかぶってしまいます。


そうなると
神社の敷地内にある御神木も
切る必要があったようです。


ある時、
霊的なものをキャッチできる友人は
悪さこそしないものの 
男性の霊体を感じて


氏神神社の宮司さまに
お祓いをお願いするべく
電話したそうです。


すると‥


宮司さまから


いま、
身体の調子がおかしくて
寝込んでいます。
立ち上がることも出来ないのです。


とのこと。


友人の話によると
もし宮司さまが神社の敷地を
削ることにOKを出さなければ


第二案として
神社の反対側の土地を使うことも
可能だったそうです。


けれども宮司さまは
お金の欲?もあったのか
御神木を切り
敷地の一部を売ったそうです。


敷地を削るにしても
神様にきちんとお伝えした上で  
地域の発展のために
土地を無償で提供するなり
されていれば
違っていたのかもしれません。

御神木にしても然りです。


自然霊・精霊たちは特に
人間の身勝手さに
怒りを形として
表すこともあります。



御神木を切ったがために  
恐ろしいことが起こった別の例を
同じ友人から聞いています。


木を切った複数の人たちの



指が‥  


その話も鳥肌ものでした。



話を戻して

敷地を削っている最中は
街では空き巣が入るなどの
事件が多発したそうで


パトカーがあちこちで走り
治安が乱れていたそうです。


宮司さまは
ご自身の身体に起った事象から
大切なことに気づかれた
のかもしれません。


敷地の一部は削られたものの 
その後 整備されて
新しい鳥居も建ち
良からぬ事件はなくなった
とのことです。


幸い、宮司さまの体調も
戻られたとのこと。



わたしたちは
何も問題がない時は 
それが当たり前のように
思いがちです。


遥か昔から
日本人が大切にしてきたもの。


それは 
神や自然との一体化。 
共存。


森羅万象すべてのものに
畏敬の念を抱くこと。


それらを忘れてはならないと
あらためて気づかせてもらった
出来事なのでした。




 


玉依あじさい
 Tamayori


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