「企業連合国家」への道程

 

2024年6月25日NHKクローズアップ現代で、急増する金属窃盗のことを取り上げていた。

業者の方々が色々対策について話し合われていた。

 

何故、今日ここに取り上げたかと言うと、「取り組みは自分達、業者でやる」べき、

「役所に頼らない」とすべきだと思うからです。

一旦役所に頼ってしまうと、既述の通り「二階から目薬」になり、柔軟に対応できなくなる。

そうではなく、初めは不慣れでしんどいかも知れないが「役所には頼らない」と決めやっていく方がいい。

一旦、役所が決めると「融通性」がなくなり、その都度対応することができなくなる。

それよりは「その都度、現実に合わせて対応できるようにすべきだ」と思うからです。

 

もう一つ、さらに決定的な理由は、「役所=自分たちのことはしっかりできる村落、そうならざるを得ない宿命」、それは、つまり「公僕から一番遠い距離にある所(※後述)」だからです。

 

※後述

 1

「回収巡り県と市なすり合い」(2024/6/25神戸新聞朝刊1面)

 地元自治会が、さる橋の改修を県に依頼したが「県所属の資料がない」とかで、当初要望から8年たっても手つかずだという。

資料云々ではなく、所属が「県」だろうが「市」だろうが「どうでもいい」ではないか。

改修の原資が「県が稼いだ金」、「市が稼いだ金」なら賄われるなら話は別。

しかし、「県民であると同時に市民」、どの道「原資は税」。

何をグダグダ言う必要があるのか。

両者が話し合って「両者で改修する」。

なぜこんな簡単なことができないのか。

数時間で済む話だ。

何故、8年以上もほったらかしにできるのか?

 

1日で済む話だ。

 

2

 家族から「認知症の母親の介護」で市への相談があり「その後なかった」で終わっている。

 やがてその方は「事件、それも家族絡み」で「亡くなられる」。

 「切ない話」だ。

 でも、「市及び関係者」は「昨日、今日、そして明日も、同じ朝」を迎えられる。

 なんとも切ないねぇ。

 

 

 

          2024年6月25日    井筒屋 弟二郎