牧場長ショーンの競馬あれこれ

牧場長ショーンの競馬あれこれ

競馬歴13年、その間に得た様々な知識を活かして楽しくてためになることをブログで発信出来たらいいなと思っています!

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前書き

 

 

 

久々の全頭診断になります。今年の札幌記念はG1級のメンバーが揃い、注目度も高くなっているかと思います。しかし、札幌記念はあくまでもG2、秋のG1や海外レースに向けての叩き台としてここを使ってくる一線級の馬もいます。また、G1競争が行われる舞台と違うのは時計のかかる洋芝のレースである点。スピード競馬では一流の馬もこの舞台では輝けないなんてことも。そんな中でどの馬がこの札幌記念に向いているのか。今回は一番強い馬を探すのではありません、札幌記念という舞台で輝ける馬を探していきたいと思います。

 

 

 

全頭診断

 

 

ソーヴァリアント【評価 B

 

[父]オルフェーヴル[母]ソーマジック[母父]シンボリクリスエス

 

 

一昨年のチャレンジカップで勝利した走りを見たときは絶対にG1を勝つ馬だと思っていました。実際当時差をつけて2着だった【ジェラルディーナ】はG1を勝っており、間違いなくそれくらいの力はある馬です。怪我がちだったことにより昨年春を棒に振ってしまいましたが今年は満を持して春から出走しました。しかし、連続で惨敗という結果に終わってしまいました。馬の力が弱くて負けたというよりは、走る気をなくしているというのが正直な印象です。陣営は馬具の工夫で立て直しを図っているようですので、復活の可能性がないとは言いませんが買うなら大敗の可能性も考慮する覚悟を持たないといけえません。馬券にいらない馬だとは思いませんが、自信をもって推奨できる馬ではないので今回はB評価とさせていただきます。

 

 

 

ウインマリリン【評価 S

 

[父]スクリーンヒーロー[母]コスモチューロ[母父]フサイチペガサス

 

 

ウインマリリン】は最高評価のSとさせていただきます。まずは状態面が非常によく8分の出来の叩きという感じではありません。いくらメイチ仕上げでも圧倒的な力の差があるというのであれば話は違いますが、香港ヴァーズでG1を勝利しているようにそこまでの力の差はありません。また、今年ほど状態が良くなかった昨年も3着と好走しており洋芝適正に関しても不安な点はありません。昨年より1Kg重い56Kgでの出走となりますがその斤量でエリザベス女王杯2着となっていますし、香港では55.5Kgで勝利していますのでこなせるでしょう。【ユニコーンライオン】と【アフリカンゴールド】を発射台にするポジション取りができそうでここでこそ推奨したい1頭です。持続力勝負となりそうな今回は一番向いていると思います。前回ウインレーシングを紹介したからひいきをしているのわけではありません(笑)

 

 

 

ウインマイティー【評価 C

 

[父]ゴールドシップ[母]アオバコリン[母父]カコイーシーズ

 

 

ウインをひいきしていない証拠にこっちのウインはC評価となりました。持続力タイプなのでこちらも【マリリン】同様展開が向く可能性はありますが、前走のマーメイドステークスでは外差し有利な展開が向いた中での2着で評価できる内容ではなくメンバーレベルが格段に上がる今回は厳しいとみるのが妥当だと思います。同じ脚質なら【マリリン】を買うのでこちらは素直に消したいと思っています。

 

 

 

シャフリヤール【評価 A

 

[父]ディープインパクト[母]ドバイマジェスティ[母父]エッセンスオブドバイ

 

 

一番の実力者はこの馬でしょう。力だけなら最上位の馬だと思います。しかし、切れ味の鋭い差し脚を武器にするこの馬にとって洋芝は天敵となりえると思います。展開的にも【アフリカンゴールド】と【ユニコーンライオン】が逃げて【ジャックドール】【ウインマリリン】斤量の軽い【トップナイフ】がマイペースで追随する形で最後は持続力勝負と考えているので展開が向くとは言えないと思います。評価をしていないわけではないですが乗り替わりもプラスではありませんし、強く推奨はしたくないです。とはいえ一番強いのは間違いないのでオッズ次第ではとんでもなくおいしい馬にもなりえるので、直前までしっかり見極める必要があると思います。

 

 

 

ジャックドール【評価 S

 

[父]モーリス[母]ラヴァーノ[母父]アンバードレッズソング

 

 

昨年の覇者【ジャックドール】です。今回は展開的な天敵のパンサラッサがいないのは大きくプラスでしょう。逃げは【アフリカンゴールド】と【ユニコーンライオン】に譲ることになると思いますが、鞍上は完璧な体内時計を持つ武豊。マイペースに第二の逃げの位置を取れれば絶妙なポジションをとれるでしょう。前走の安田記念は適正から外れたマイルで0.3秒差の5着。真っ向勝負で粘っており評価を落とす内容ではありませんでした。前々走の大阪杯では【スターズオンアース】と【ダノンザキッド】を抑えて勝利。武豊の完璧な騎乗があったとはいえ、強い馬を蹴散らしての勝利は価値があります。今回も展開は向きますし、洋芝適正も昨年にはっきりと示しているので問題ないでしょう。人気になるとは思いますが素直に買うべき1頭です。

 

 

 

ダノンベルーガ【評価 A

 

[父]ハーツクライ[母]コーステッド[母父]Tizway

 

 

前走のドバイターフは前が詰まるロスがあり、残り200mのところでもまだ後方だったにもかかわらず最後20mあればさせたくらいの2着。勝ちに等しい内容で高く評価できる内容でした。皐月賞では持続力勝負の中伸びない内を突っ込んで4着とスピード競馬以外でもしっかりと結果を出せる馬。【ダノンベルーガ】に関してはどこまで状態がいいかに尽きます。【ダノンベルーガ】は調整の難しい馬でいい状態を作るのが難しいのか、狙った舞台ですら絶好調というのは難しいです。また、まだトモの緩い箇所が春時点ではあったのでそこが成長しているかというのも気になるポイント。もろさはあるが【シャフリヤール】と双璧をなす能力の高い馬であっさり勝利もないとは思わない。ただやはり、この暑さが響いているのか状態がいいとは言い難く、A評価までとした。

 

 

ヤマニンサルバム【評価 C

 

[父]イスラボニータ[母]ヤマニンエマイユ[母父]ホワイトマズル

 

 

ここ4戦は重賞で大敗続き、G2とはいえメンバーの揃った今回は力が足りていないと思います。穴としても難しい1頭でしょう。

 

 

 

マテンロウレオ【評価 B

 

[父]ハーツクライ[母]サラトガヴィーナス[母父]ブライアンズタイム

 

 

今年に入ってから確実に力をつけている馬で今年は掲示板を逃していない安定感があります。しかし、一線級の馬には大差をつけられての敗北で今回のメンバーを見ると力関係は厳しく、よほど展開が向かないと難しいだろう。それでも大崩れはしない安定感は魅力で人気のない中では穴とみてもいいかもしれない。

 

 

 

アフリカンゴールド【評価 C

 

[父]ステイゴールド[母]ブリクセン[母父]ゴーンウエスト

 

 

 

逃げ争いをして残れる戦績は残していないと思います。先行有力馬の発射台になってしまう可能性が高いと考えています。純粋に力が足りていないので展開が向いても難しいです。消しの1頭です。

 

 

 

トップナイフ【評価 C

 

[父]デクラレーションオブウォー[母]ビーウインド[母父]スピニングワールド

 

 

ドゥラエレーデなど同じ3歳馬の古馬挑戦を見ても今年の3歳馬はレベルが高いとは言えません。その中堅クラスの本馬が勝ち負けできるほど甘いメンバーではないと思います。消しの1頭です。

 

 

 

ラーグルフ【評価 B

 

[父]モーリス[母]アバンドーネ[母父]ファルブラヴ

 

 

力をつけてきている1頭です。状態がよく、いい枠を引いたら評価を上げていた馬ですが、状態がよくは見えず泣く泣く評価を下げました。しかし、中山記念は不利があったとはいえ【シュネルマイスター】に先着するなど力が発揮できれば馬券内の可能性は十分で警戒はしておくべきだと思います。穴の中では狙いたいです。

 

 

 

ヒシイグアス【評価 A

 

[父]ハーツクライ[母]ラリズ[母父]Bemstein

 

 

昨年の宝塚記念2着、メンバーの揃った中山記念で勝利と実力のある馬で、持続力勝負にも長けており狙える1頭だと思います。しかし、鞍上の松山が小倉の【ロンドンプラン】を選び浜中に騎乗変更になったことはマイナスでしょう。どへたのジョッキーというわけではありませんが、松山が選ばなかったというあたりが今回の勝負気配に疑問符が残ります。調教はいいので陣営の思惑が気になるところですが、わからない面を考えても仕方がないのでA評価までとしました。

 

 

 

プログノーシス【評価 B

 

[父]ディープインパクト[母]ヴェルダ[母父]オブザヴェイトリー

 

 

人気馬の中では嫌いたい1頭です。金鯱賞を勝利した後香港のクイーンエリザベス2世で2着と強さを示していましたが、後方から上がりを使って突っ込んできている内容のレースで、今回の札幌記念という舞台では高く評価できませんでした。来たらあきらめると割り切って、切りたいと考えている1頭です。

 

 

 

イズジョーノキセキ【評価 B

 

[父]エピファネイア[母]キングダンサー[母父]キングカメハメハ

 

 

昨年はあの【ソダシ】に勝利し、有馬記念でも4着に入った実力馬ですが安定感がなく買い時が難しい馬です。前走は不完全燃焼ではありましたが、低レベルなメンバーを踏まえると最高負担斤量でももう少しやってほしかったというのが正直な感想です。しかし、今回は叩いてからなので状態が上がっていると思いますが、昨年の素晴らしい走りが戻ってくれるかと聞かれるとわからないとお答えするしかできないのが現状です。

 

 

 

ユニコーンライオン【評価 C

 

[父]ノーウェイネバー[母]Muravka[母父]High Chaparral

 

 

近走を見るととうとう衰えたかという印象。さすがに今回は難しいでしょう。逃げて垂れて後続につかまる姿が容易に浮かんでしまいます。消しの1頭です。

 

 

 

まとめ

 

今回は以上になります。皆様の馬券に少しでもお役に立てれば幸いです。前回の【エルトンバローズ】のように【ジャックドール】と【ウインマリリン】のワンツーに期待して終わりとさせていただきたいと思います。ありがとうございました。