第95回アカデミー賞ノミネーション所感 | owl's view

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現地時間1月24日発表のアカデミー賞、主要6部門と気になった部門の所感。

 

 

全部門

「西部戦線異常なし」が多くの部門でノミネートされ大健闘した反面、「ウーマン・トーキング」の失速が痛い。

 

 

作品賞

西部戦線異状なし
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
イニシェリン島の精霊
エルヴィス
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
フェイブルマンズ
TAR ター
トップガン マーヴェリック
逆転のトライアングル
ウーマン・トーキング 私たちの選択

 

「逆転のトライアングル」が作品のみならず監督と脚本にもノミネートされる健闘。他は順当な選出。

 

 

 

監督賞

トッド・フィールド(TAR ター)
ダン・クワン、ダニエル・シャイナート(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)
マーティン・マクドノー(イニシェリン島の精霊)
リューベン・オストルンド(逆転のトライアングル)
スティーヴン・スピルバーグ(フェイブルマンズ)

 

前哨戦ではほぼ顔を出さなかったオストルンドが候補入り。

 

 

 

主演男優賞

オースティン・バトラー(エルヴィス)
コリン・ファレル(イニシェリン島の精霊)
ブレンダン・フレイザー(ザ・ホエール)
ポール・メスカル(Aftersun)
ビル・ナイ(生きる LIVING)

 

トム・クルーズは惜しくも候補落ち、メスカルは作品の浸透具合が気掛かりだったが杞憂だったようだ。

 

 

 

主演女優賞

ケイト・ブランシェット(TAR ター)
アナ・デ・アルマス(ブロンド)
アンドレア・ライズボロー(To Leslie)
ミシェル・ウィリアムス(フェイブルマンズ)
ミシェル・ヨー(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)

 

デ・アルマスの候補入りも驚きだが、それ以上にライズボローの異質さが際立つ。投票期間終盤に突如有名俳優・女優たちがバックアップに入ったという話を聞いたがまさか候補入りするとは…。

 

 

 

助演男優賞

ブレンダン・グリーソン(イニシェリン島の精霊)
ブライアン・タイリー・ヘンリー(その道の向こうに)
ジャド・ハーシュ(フェイブルマンズ)
バリー・コーガン(イニシェリン島の精霊)
キー・ホイ・クァン(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)

 

ヘンリー、そしてハーシュの候補入り。ポール・ダノではなかったか…。

 

 

 

助演女優賞

アンジェラ・バセット(ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー)
ホン・チャウ(ザ・ホエール)
ケリー・コンドン(イニシェリン島の精霊)
ジェイミー・リー・カーティス(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)
ステファニー・スー(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)

 

蓋を開けてみれば順当な選出。バセットはこのまま受賞へ行くか?

 

 

 

撮影賞

西部戦線異状なし
バルド、偽りの記録と一握りの真実
エルヴィス
エンパイア・オブ・ライト
TAR ター

 

前哨戦を圧勝していた「トップガン マーヴェリック」がまさかの落選。大混戦の部門になった。

 

 

 

脚色賞

西部戦線異状なし
ナイブズ・アウト:グラスオニオン
生きる LIVING
トップガン マーヴェリック
ウーマン・トーキング 私たちの選択

 

確か脚本の方で色々あった記憶がある「トップガン」が候補入り。

 

 

 

国際長編映画賞

西部戦線異状なし(ドイツ)
アルゼンチン1985 歴史を変えた裁判(アルゼンチン)
CLOSE クロース(ベルギー)
EO イーオー(ポーランド)
The Quiet Girl(アイルランド)

 

韓国映画「別れる決心」が落選。