「愛敬・愛相」 | おてロゴ

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お寺の副住職が仏教やお寺のことをロゴにしたり考えていることをつぶやいたりします。

今日のテーマは「愛敬・愛相(あいきょう・あいそう)」

 

仏教界では「愛敬(あいぎょう)」と読むそうです。

大陸から伝わった、仏教あるあるですね。

本来は、仏・菩薩の温和で慈悲深い容貌を見た人が「愛敬」せずにはいられない相を表す「愛敬相」というのだそうです。

 

「愛敬」というと私が思い出すのは、京都広隆寺の木造弥勒半跏思惟像です。学生のころお参りにいき、お顔を拝見しましたが、なんともいえない、優しい雰囲気のただよう菩薩様でした。

 

恐れ多くも、お顔をトレースしロゴといたしました。失礼しました。

 

参考

辻本敬順『くらしの仏教語豆辞典』本願寺出版

石川竜太『毎日ロゴ』ビー・エヌ・エヌ新社