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少林寺拳法は「流派」というものがなく、全国どこにでも転籍が可能で、同じ少林寺拳法が学べます。
とはいえ、同じ少林寺拳法でも先生が違えば技も微妙に違いますし、少林寺拳法の発展とともに技の広がりもあると思えば「元の道院と全く違った掛け方」となる場合もあります。
私が少林寺拳法を始めた高校の部活動から『経験者』は居ましたし、経験者ならではのアドバンテージと苦悩を見てきました。
苦悩?というのは「今まで習ってたのとは違う」というものです。
先生ほどの精度で技ができるわけでもなく、でもその技がしたい。だけども、新しい所属では全く違った技を練習している、と、こういう具合です。
新しい所属の人としても「それ、どういう技なの?」と問いたくもなります。擦り合わせがひたいので。
先生の下で学んでる時には「何かあったら先生に聞けばいい」というスタンスで構わないのですが、転籍するとそこに先生はもう居ないのです。
転籍前の技に固執する場合もありますが、その技について聞かれた場合には、転籍した拳士その人に説明責任があると思います。説明責任とはもちろん口先の説明だけでなく、技の説得力(うまさ)も含めてです。
そこに技のシビアさや、繊細な元での『守られてる』という安心感があるのかと思います。
守られてるうちに安心してしっかり学びたいですし、いずれは自分の技を自分の言葉や技でしっかり示したいですね。
そしてそれができるようになった時には、道院設立のタイミングなのかと思います。
松戸上本郷道院は2025年度下期新入門を大募集中です!興味を持たれた方はぜひご連絡ください!