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松戸市少林寺拳法連盟の合同練習会について記載しましたが、開催に至る裏話と言いますか、舞台裏のお話です。
練習会のテーマ決め
例年は術科について皆で練習することが多かったんですが、今回は理事長より「演武をしようか」という案をいただき組演武に至りました。
演武も当初、組演武と団体演武の2案出しました。
組演武の方がギリギリまで色んな人と組めるメリットがある反面、演武にならない組が出てしまう懸念がありました。
団体演武は、各組の中にリーダーとなる人を配置すれば、それとなくうまくまとめてくれるであろう安心感や単演も構成に組み込めるメリットがある反面、せっかくの合同練習会なのに交流の幅が狭まる懸念がありました。
結果として、組演武にした上で、構成数などの制約を撤廃する方針になりました。色んな人と組んで、みんなの前で何らかの発表をする、という所にフォーカスを当てた形です。
リーダー
また、各道院からリーダーを出して回してもらう形にしました。各道院の『右腕』ですね。
道院長は普段から練習を回してますし、道院長間の横のつながりも強固なので、道院長が主で回すと特に苦もないと言いますか、何の変哲もない状態になりますので、リーダーにお願いすることで中核的立場の人の横のつながり強化と各道院の中核拳士のお披露目と、場慣れを狙うものです。
非常によくやっていただいて、本当に良かったと思います。
あと、正直自分が大枠の司会進行(タイムキーパー含む)をしていた中で、各技術パートの仕切りまでやろうとすると無茶だったなという所もあります。助かりました。
短時間で演武にたどり着く工夫
団演であればリーダーにお任せ!でしたが組演だったので、取り残される組が出ないような配慮が必要になりました。
なので、リーダーに①術科のチョイス・説明、②連続複数法形による刷り込みを全て仕切ってもらいました。
説明も簡潔でわかりやすく、仕切りも良い感じで嬉しく思いました。
結果として全組つつがなく発表でき、みんなで良いところを褒め合って終わることができました。
体力に応じたケア
ありがたいことに老若男女参加することが想定されましたので、連続複数法形あたりから、体力差異によるケアが必要となるだろうと想定されました。
そこは仕方ないものとして、その人たちは演武発表からは除外する形で、術科研究をする組として分けました。
終わってみて思うのは、組み分け後、こちらの組みへのケア(スポットライトを当てること)が不十分だったかもしれないというのが反省点です。『主体的に参加できた』という気持ちを抱いて帰っていただけるよう、次回は工夫したいですね。
そんなこんなで、色々とありましたが、リーダーが頑張ってくれたため非常に良い感じになったと思います☺️
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